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【MotoGP】KTM、ザルコ後任にブラッド・ビンダーを起用。テック3にはレクオナが昇格

10/24(木) 9:52配信

motorsport.com 日本版

 KTMファクトリーチームのヨハン・ザルコが2年契約の満了を待たずに早期離脱を決定したことで、KTMはその穴を埋めるライダーを探していた。

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 サテライトチームであるテック3・KTMからライダーを昇格させるという手も考えられたが、テック3は印象的な走りを見せるミゲル・オリベイラをチームに留めることを望み、難しい状況になっていた。

 その結果、KTMはオリベイラをファクトリーチームに入れるのではなく、来季からテック3・KTMに加入することが決まっていたブラッド・ビンダーを、ファクトリーチームで走らせる決定を下した。

「2020年の計画が、ザルコの離脱によって変更を必要としているのは明らかだった」と、KTMのモータースポーツディレクターであるピット・ベイラーは言う。

「いくつかのアイデアと話し合いを経て、我々はこの決定を下した。MotoGP以外のカテゴリで経験のある、若く貪欲なライダーが何ができるのか、我々に示してくれるだろう」

 KTMは現在のところザルコの代役としてテストライダーのミカ・カリオを起用している。もうひとりのテストライダーであるダニ・ペドロサがレギュラー参戦を断っているため、カリオや元KTMのブラッドリー・スミスも選択肢として浮上していたようだ。

 ビンダーはサマーブレイクの間にKTMのMotoGPマシンを試しているという。なお現在ビンダーはMoto2クラスランキング5番手。首位のアレックス・マルケス(EG 0,0 Marc VDS)を50ポイント差で追っている状況だ。

「2020年のラインアップにとても満足している。我々は長い話し合いを持ったが、最終的な決定は良いものだと思う」とKTMチームマネージャーであるマイク・レイトナーはコメントを寄せた。

「ポル(エスパルガロ)はとても強いライダーであり、良いリザルトをもたらしている。そしてブラッドは下位カテゴリで我々のマシンと共に何ができるのかを目にしてきた。これは彼にとって大きな挑戦となるだろうが、私は彼がMotoGPで素晴らしい未来を手にするだろうと考えている」

 一方、ビンダーが乗る予定だったテック3のシートに収まるのがイケル・レクオナだ。レクオナは既に2020年をAjo MotorsportからMoto2を走る契約を結んでいたが、KTMはそれを撤回し、レクオナをMotoGPクラスに昇格させることにした。

 レクオナは2016年からMoto2に参戦しており、昨年の最終戦バレンシアで初表彰台を獲得。現在はランキング11番手で、KTM勢ではビンダーに次ぐ位置につけている。

Valentin Khorounzhiy

最終更新:10/24(木) 9:52
motorsport.com 日本版

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