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クルマは「土禁」が当たり前だった!? 最近見なくなってきたクルマ文化5選

10/24(木) 6:10配信

くるまのニュース

昔の当たり前も、いまではすっかり見なくなった!?

 流行は、いつかは廃れるのが世の常です。クルマも例に漏れず、かつて流行ったものはいまではすっかり過去のものになりました。

【画像】たしかにあった! 昭和の懐かしきクルマ文化(19枚)

 現在の流行はドライブレコーダーなど後付けの電装品が増えたことで、たとえばかつてのDCソケットの増設アダプターもUSBに置き換わりました。

 一方で、昭和のころにはなぜ流行ったのだろうと思ってしまうようなモノがたくさんありました。そんな、懐かしのクルマ文化を5つ紹介します。

●土禁でクルマを大切に!?

「土禁(どきん)」という単語ですぐにクルマのことと理解できる方は、ほぼ50代以上の人かと思います。これは車内の「土足禁止」や「土足厳禁」を意味するもので、クルマに乗るときに靴を脱ぐ行為のことです。

 脱いだ靴は靴用のトレイに入れたり、リアシートの足元スペースに置いたりして、ドライバーもパッセンジャーも靴を履かずに乗車するスタイルが、昭和の時代は青年たちの間で大流行していました。

 自動車用品販売店でも「土足厳禁」とプリントされたステッカーなどが販売されていました。またコンビニや高速のSAPAなどで拾い忘れた靴が放置されているのを頻繁に見かけたものです。

 土禁族(あえてこう呼びます)のいい分としては「足がムレない」「リラックスできる」「車内が汚れない」などの利点を主張していましたが、裸足やソックスならともかく、スリッパやサンダルを履いて運転するなど、危険な行為も見受けられていました。

 土禁はクルマを大切に思う気持ちと、靴を脱いで生活する日本家屋に起因するものといわれていましたが、いまとなっては乗車時に靴を脱ぐドライバーは減り、靴がコンビニの駐車場に置き忘れられているのを見かけることは皆無ですが、ミニバンのリアシートなど一部では細々と引き継がれているようです。

●しめ飾りはクルマと自宅を同じくらい愛している証拠!?

 昭和の時代には正月になると「しめ飾り」をクルマのフロントグリルに装着しているのを頻繁に見かけました。1965年ごろから1975年ごろには当たり前のようにマイカーに装着したクルマ文化です。

 そもそも正月飾りは、新しい年の神様である「年神様」を迎えるための飾りつけで、一般家庭や会社などの門には「門松」、玄関に正月飾りを備えるもの。

 クルマの普及が進んだ時期では、まだクルマは高額商品であり、かつ家族で乗ることが多いことから「家屋と同じ」で安全と安心を願っていたと考えられます。

 昨今ではクルマのデザインが多様化したことで、しめ飾りをフロントグリルに装着できないとか、装着するとクルマに傷がつくなどの理由で見かけることは極端に減ってしまいましたが、安全と安心を願う気持ちは忘れずにいたいところです。

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最終更新:10/24(木) 21:03
くるまのニュース

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