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新作アニメ制作資金を募集中のゲーム大好きマンガ家・押切蓮介氏インタビュー! 『源平討魔伝』から『でろでろ』、新作『ざしきわらしのタタミちゃん』につながるものとは?

10/26(土) 12:02配信

ファミ通.com

文・取材:リプ斉トン、取材・編集:堅田ヒカル

 2019年10月から、アニメ第2期もスタートしている『ハイスコアガール』。

 その原作者であり、ゲーム大好きマンガ家としても知られる押切蓮介氏が、新たなアニメ作品制作プロジェクトを始動させた。

 『ざしきわらしのタタミちゃん』は、氏が原作・監督・脚本・キャラクターデザインを一手に担うショートアニメ作品。

 座敷童子のタタミちゃんが、東京に住まう幽霊や妖怪、人間の悩みをバッサバッサと切り捨てていく痛快ホラーギャグコメディーで、かわいい見た目とは裏腹にひとくせもふたくせもあるキャラクターたちが暴れまわる“押切節”全開の作品となっている。


 本記事では、マンガ家・押切蓮介氏へのインタビューをお届け。

 『ハイスコアガール』(スクウェア・エニックス刊)や『ピコピコ少年』(太田出版刊)など、ゲームにまつわる作品を多く生み出す押切先生のゲームエピソードや、『ざしきわらしのタタミちゃん』誕生の経緯とその魅力を伺った。


『ハイスコアガール』に至るゲーム遍歴


――『ハイスコアガール』も、2期の『ハイスコアガールII』が大好評放送中ということで。


押切いやー、1期のときも思いましたが、この作品が放送できてよかったですよ! 本当に!!


――アニメ化前に、いろいろありましたからね。


押切いろいろありすぎですよ!(笑)


――『ハイスコアガール』はゲームやゲームセンターを題材としたラブコメ作品で、作品から押切先生の“ゲーセン愛”がすごく伝わってきますが、先生のゲーム体験は、どんなところから始まったのでしょうか。


押切いちばん最初は『イー・アル・カンフー』かな……? 最初は家庭用ゲームでしたが、アーケードゲームに目覚めるのが小学校低学年でけっこう早かったですね。


押切まだ『ストリートファイターII』がブームになる前で、いまほどゲームセンターって明るい場所じゃなかったんですけど、あの雰囲気も好きでした。同級生は「怖くて行けない」って言う子も多かったけど、僕はガンガン行ってましたね。


――家庭用ゲーム機では、まずはファミリーコンピュータから?


押切ファミコンはやっていたんですけど、そのつぎはスーパーファミコンじゃなくてPCエンジンに流れていきました。やっぱりゲームセンターが好きで、対戦格闘ゲームもとくに好きだったので、さらにその後はネオジオですね。


――ネオジオは、子どもが遊ぶにはかなり高価だったのではないですか?


押切それが、僕が買ったころはブームが収束していて、ハードは2万円以下、ソフトも底値で買えるしで、じつは遊ぶのにそんなにお金はかからなかったんですよ。

 そこからはネオジオにハマっていってゲームセンターにはあまり行かなくなりました。本当に勉強しないでずっとゲームしてましたからね。

 当然、母はいい顔をしないのですが、母には、「いま僕がゲームで遊んでいるのは、将来絶対に役に立つから!」って強弁していました。


――(笑)。実際に『ピコピコ少年』とか『ハイスコアガール』という形でマンガ作品に活かされているわけですから、役に立ちましたよね。


押切そうなんです。だから、『ハイスコアガール』がアニメ化したときに、「ほら、役に立ったでしょ!」って言ったら、母はやさしい目をして「お母さんは信じてたよ……」って言ってくれましたね……うそつけ!


――やり取りが、先生のマンガそのままですね(笑)。


押切リアルなんですよ。


押切蓮介先生の自伝的ゲームコミック『ピコピコ少年EX』が5月18日発売!『ハイスコアガール』の原点、『ピコピコ少年』シリーズの最新作
https://www.famitsu.com/news/201905/14176179.html


――子どものころは、どういったゲームが好きでしたか?


押切よく言っているのですが、まず『源平討魔伝』ですね。みんながピーチ姫を助けに行っているときに、僕は頼朝を倒しに行っていました。


――『源平討魔伝』は『ハイスコアガール』にも出てきましたね。どんなところが魅力でしたか?


押切キャラクターがでかいんですよ。


――キャラクターがでかい。



押切画面の上から下まで到達する巨大さに、まずハートをつかまれました。それに、ああいったホラーな雰囲気が当時から好きだったんでしょうね。



――先生のマンガも、ホラーテイストのものが多いですよね。やっぱり、子どものころからホラーが好きだったのですか?



押切たぶん映画の『ジョーズ』を観たのがきっかけですね。あれを観ておかしくなっちゃったんですよ。

 母も「あれを観せなきゃよかった」って言っていました。当時って、人がめちゃくちゃ死ぬホラー映画が数多くあって、『ジョーズ』でスイッチが入った僕は、そういう映画を網羅する勢いでいろいろな作品を観ていました。

 ゲームだと、『スプラッターハウス』にもハマりましたね。『源平討魔伝』と『スプラッターハウス』はPCエンジンに移植されていますし、PCエンジンは神ハードでしたよ!



――ゲームでもホラー系がお好きだったんですね。


押切ホラーも好きなんですけど、暴力が好きなんです。



――暴力が好き(笑)。



押切『スパルタンX』とか『イー・アル・カンフー』もそうですし。


――となると、最近ではどういったゲームを?


押切『DbD』……『Dead by Daylight』(※)ですね。


※非対称型対戦サバイバルホラーゲーム。4人でプレイするゲームだが、ひとりはキラーとなり、3人のサバイバーを殺すことを目標とする。逆にサバイバーは、キラーの攻撃を掻い潜り、マップからの脱出を目指す



――バイオレンス要素が強いですね。


押切本当に、めちゃくちゃハマりましたね。あのゲームってキラーもサバイバーも全員人間が操作していますから、プレイしながらその人間臭さとか、思いやりみたいなものが伝わってきて楽しいんです。


――そのほかには最近ハマったゲームはありますか?


押切『オーバーウォッチ』ですね~。もう、ハマり過ぎてドクターストップがかかっちゃって。


――えっ。


押切あのゲームってランクポイントがあって、当然勝つと上がるし、負けると下がります。下がると、ポイントとともに僕の自尊心がガンガン削られていくんですよ!


――こういったレートがあるゲームのポイントって、勝ったときには少しだけど、負けたときにはガツっと減りますよね。


押切あの数字が減るのが本当に……本当にイヤで。

 僕はサポート(『オーバーウォッチ』のロールのひとつ)のキャラクターを使うのが好きなのですが、サポートはダメージ(同じくロールのひとつ)と違って自分の攻撃によって直接勝利を呼び込むということはそうそうないし、回復役は敵から真っ先に狙われますよね。


――敵の立場で考えると、まずは回復役を倒します。


押切だから、サポート役をやろうと思ったのがまず僕の失敗で(笑)。ヘイトが全部自分に向く。それでいて試合の結果はどうしても周りの活躍に頼るところがあるので、もどかしいんですよ。

 敵はみんな自分を攻撃してくるのに、こっちは味方が敵を倒してくれるのを祈りながら回復しまくるしかない。それで、負けるたびに

 「うわ~~~~~~~~~ッッッ! ギャーーーーーーーーーッッッ!!」

 って頭をかきむしって。

 そのうち、対戦を見つめ直すためにゲームの勝敗と増減したポイント数を自分で記録するようにしたのですが、これをしたおかげで結果が可視化されて、さらに悔しさを強く感じるようになっちゃって。

 負けるとポイントが減る、取り戻したいから寝る間を惜しんでプレイする、寝ないからまた負ける、悔しいから寝ずにプレイする……という生活をしていたら、最終的には静かな部屋にいるはずなのに「あれ……波の音が聞こえる……」ってなっちゃって、医者に行きました(笑)。いや~、プレイ履歴を記録するのは本当にやめたほうがいいです。


――プレイがハード過ぎますよ! お仕事に影響は出たりしなかったんですか?


押切ゲームをやりすぎて担当さんに怒られましたよ。でも『オーバーウォッチ』はやめられないし、「なんで俺が『ハイスコアガール』を描かないといけないんだよ! いまは『オーバーウォッチ』だろ!」っていう気持ちになって。


――(笑)。


押切どっちもスクウェア・エニックスなんだから、俺が『オーバーウォッチ』やっても『ハイスコアガール』描いてもどっちも御社の利益になるんだからいいじゃないか!  と……。


――いや、『ハイスコアガール』は押切先生しか描けないですから!


押切そうなんですけど。そのあともずっとプレイしていて、最後には「このゲームは俺をおかしくさせる!」って言ってゲームのBlu-rayを(以下略)。
マンガ家・押切蓮介の経歴



――押切先生と言えば、近年の代表作としては、テレビアニメ化もされた『ハイスコアガール』が挙がりますが、原点はちょっとホラーっぽいテイストのところにあるんですよね。


押切マンガ家として活動し始めたのは18歳くらいのころなのですが、6年くらいかけたのち、ホラーテイストのギャグマンガ『でろでろ』(週刊ヤングマガジン連載。2003~2009年)を連載し始めて、やっとマンガで食っていけるようになりました。







――先生は、『ハイスコアガール』で「ゲームが出てくるマンガを描く人」と思っている人も多いかもしれませんが、じつにいろいろな作風のマンガを描かれていますよね。


押切『ハイスコアガール』はラブコメですしね(笑)。でも、僕はもともと『タタミちゃん』みたいな、こっち(ホラーやギャグ)のマンガ家なんですよ。『ざしきわらしのタタミちゃん』でも、漫才みたいなセリフの掛け合いもありますし。

 岩手県にいる座敷わらしが東京に出てくるということで、駅の自動改札機が通れないとか、カラオケでひとりで歌ってるとバカにされるとか、“上京あるあるネタ”が随所に盛り込まれていて。パイロット版もかなりおもしろいものになっていると、自分でも思います。


――基本的には笑える作品が多いのですが、かと思うと、『ミスミソウ』(※)のような作品も。



※自身をイジメていた同級生に家を放火されて両親を殺されてしまった春花が、その復讐を果たすサイコホラー作品。読むと胸が痛む。2018年には実写映画化もされた。


押切“多重人格”って疑われたこともあります(笑)。

 作家って、「このマンガ家はこういった作品しか描かない」ってイメージを固定されることがあるんですよね。

 それも正解だとは思っていますが、『ハイスコアガール』とか『でろでろ』で僕を知ってくれた人が、同じような作品だと思って『ミスミソウ』を読んだら、それだけでびっくりすると思うんです。


――ラーメン屋だと思って入ったらがピザが出てくるみたいな感じですかね。


押切そうそう。ずっとホラーギャグを描いていた人がいきなりサイコホラーを描いたら、みんな驚いてくれると思うんです。その読者がいろいろなジャンルに出会うきっかけにもなるし、作家は作家で作風を広げるいいチャンスになるし。これはいろいろな作家がやったほうがいいと思っています。


――それは、どなたか別のマンガ家の影響を受けた結果だったりするのですか?


押切いちばん影響を受けたのは、いがらしみきお先生ですね。『ぼのぼの』を描いていた人が突然『Sink』とか『羊の木』などシリアスで怖い作品を描いていてびっくりしました。ああいうの、かっこいいんですよねぇ……。

 ほかにも、パニックホラーの名作『ドラゴンヘッド』を描いた望月峯太郎先生も、初期には『バタアシ金魚』というコメディー作品を描かれていますし。こういった作家さんにかなり影響を受けているんじゃないかと思います。

 ただ僕の場合、作風がコロコロ変わるのは、自分が飽きっぽいというのもあると思います(笑)。


――(笑)。作風と言えば、先生が描かれるヒロインには黒髪長髪の女の子が多いですが、ヒロインを描くうえの決めごとだったりするのですか?



押切それもよく言われるんですけど、自分としてはそっちに寄せないようにはしているんです。

 でも、編集者の人が寄せてくるんですよ。『ミスミソウ』の春花も、最初はメガネをかけて髪の毛はくせっ毛で陰鬱な感じだったんですけど、最終的にはロングの黒髪に……。


――これも“押切先生に求められているもの”なのかもしれませんね。


押切『ハイスコアガール』事件(※)で警察に家宅捜索されたときも「このイラストは、大野さんなのか、留渦ちゃんなのか、春花なのか、誰なんだ?」って言われましたよね。


※2014年にマンガ『ハイスコアガール』が著作権侵害をしたとして押切先生と出版元の社員計16人が書類送検された事件。先生も家宅捜索を受けた。書類送検後、不起訴に。




――えっ。


押切「見ればわかるでしょ。この子はここがぱっつんになってるでしょ」っていうやり取りをした記憶があります。


――いきなりぶっこんできますね。


押切いまでこそ描けますが、じつは僕、最初は女の子が描けないマンガ家だったんです。描いたとしても男なのか女なのかわからないレベルで。そのときはかわいい女の子を描くのに照れがあったんですよね。

 でも、当時の編集者に「まずは照れを捨ててください。読者に寄り添ってください。読者はかわいいものが好きなんです。押切先生の照れにつき合っている暇はないんですよ」って言われて、それからはなんとか、かわいい子を描く喜びを感じられるようになりました。

 その結果、『でろでろ』の妹の留渦を描くことができ、その後マンガで食えるようになったので、あのときの編集者の人には、本当に感謝しています。あれがなかったら、たぶんいまの自分はないと思います。


――格闘ゲームにも春麗やモリガンなど魅力的なキャラクターが多くいますが、好きな女性キャラっていたりするのですか?


押切いや、僕はとくに好きな女キャラっていうのがいないんですよね。とくに格闘ゲームの場合、強いか弱いか、性能とか数字でしか見ませんから。


――なるほど。格闘ゲーマーならではの意見ですね。


押切ただ、僕は強キャラは使わないで弱キャラを使うことのほうが多いですね。『ストリートファイターII』の持ちキャラはガイルではなくて、当時「弱い」と言われていたブランカですし、『ヴァンパイアセイバー』ではビクトルを使っていました。

 弱キャラ使っていると周りが応援してくれたりするのがいいですよね(笑)。


――先生は『ヴァンパイア』シリーズのファンで、いまでもゲームセンターの大会に出ているとか。


押切大会に参加したり、大会用のイラストを描かせていただいたりもしています。


名作対戦格闘ゲーム『ヴァンパイア』の大規模イベント“Judgement Day”が開催決定! マンガ家の押切先生も参戦
https://www.famitsu.com/news/201312/17045132.html

押切僕は『ヴァンパイア リザレクション』(※)発売後の出戻り勢なのでブランクがあるのですが、ゲーセンには当時からずっとプレイしている現役プレイヤーもいて、そういう人には、まあ勝てないですよね。


※2013年3月14日発売。カプコンの対戦格闘ゲーム『ヴァンパイアハンター』と『ヴァンパイアセイヴァー』がセットになってプレイステーション3、Xbox360向けに発売された。


押切 このまえは3on3の大会に出たのですが、チーム全員の使用キャラクターをビクトルにして、いいところまではいったのですが、負けてしまいました(笑)。
原点でもあるホラーギャグ最新作とは?







――そんな押切先生が新作アニメ『ざしきわらしのタタミちゃん』を発表されましたが、これはどういった経緯で制作することになったのでしょうか。



押切2年ほど前から、アニメ『プピポー!』(※)を手掛けたスタッフの方と、「また何かやりたいね」と漠然とした話をしていたんです。


※幽霊などが見えてしまう霊感体質の若葉と、「プピポー」と鳴く謎の生物ポーちゃんとの交流を描くコメディー作品。マンガはフレックスコミックス刊、テレビアニメはAIC製作で2013年放送。


押切やっぱり「作るならアニメがいいな」という話をしていたのですが、企画当初はSFのすごい壮大なやつを作ろうとしていたんです。



――どんな内容なのでしょうか。



押切入り口は『おそ松さん』で、出口が『新世紀エヴァンゲリオン』。



――入り口は『おそ松さん』で、出口が『エヴァ』。



押切まあそれはよくて。


――そちらもすごく気になりますが。


押切まあそれはよくて。


――はい。


押切なかなかプロジェクトが進まなくて。自分としても「立ち消えになるかな」と感じていたころ、新たに生まれたのが、『ざしきわらしのタタミちゃん』でした。

 ボツになったSF作品のほうは、実現するために時間や予算などいろいろな問題があったのですが、こっちは1話4分で、かつFlashアニメ的な作品を想定していて、これならできそうだなと。


――ショートアニメ作品なんですね。『ざしきわらしのタタミちゃん』は、どんな内容なのでしょうか。


押切『秘密結社 鷹の爪』のように背景は止め絵で、そのなかでキャラクターがわちゃわちゃと動くような。先程も話に出てきた僕の昔の作品『でろでろ』みたいな雰囲気のホラーギャグ作品になっています。

 関係者にどんな内容なのかをイメージしていただくために、自分でパイロット版を作ったんです。自分で絵を書いて、自分で声を当てて、自分で編集をして……。


――全部ご自身で!? マンガ家さんがそこまでやるというのは、すごい力の入れようですね。


押切動画編集とか好きなんですよ(笑)。1話4分で、3話ぶんくらい作って観てもらったら、けっこう興味を持っていただけました。実際に後でお見せしますよ。

 ただ、その作業は基本的にはまだお金が発生しない、いわば無給の状態ですし、通常のマンガ制作と平行してやっていたので、地獄のような作業だったなと振り返って思います。


――『タタミちゃん』の発想は、どういったところから生まれたのですか?



押切昔『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』という作品がありまして、僕はその小説の挿絵を描かせてもらっていたんです。でも、その本のシリーズが出なくなっちゃって。じゃあ、「そういった感じの新しい作品を僕が作って出せないかな」と考えて作ったのが、『タタミちゃん』の原型でした。

 座敷わらしのタタミちゃんが、悪い妖怪や悪さをする子どもを懲らしめるような内容で考えていたのですが、そのうち当時の担当だった編集者の方と疎遠になってしまって……。



――実現できなかったと。



押切そうなんです。『ざしきわらしのタタミちゃん』はそれがベースにありつつ、テーマを変えた作品になっています。遠野の「座敷童子がいる」と言われる民宿はご存知ですか? あれをモデルにして、幸せになりたい人や不幸な人がタタミちゃんに会いに来て、いろいろとお悩み相談をするようなストーリーになっています。

 これも、企画当初はけっこう無茶な内容で、本物の人間を呼んでトークするような作品でした。


――どういった人を?



押切ゴシップネタというか、ワイドショーなんかで世間を騒がせた人に出てもらったり。たとえば少し前にピエ……。


――ちょ、ちょっと!? そういうのはダメです!! つまり、現実社会で話題になっている人を実際に登場させて、架空のタタミちゃんと会話をさせるという……?


押切僕の経験談でもあるんですけど、いろいろなトラブルで世間を騒がせた人たちって、大切な部分を切り取られて報道されるんですよ。

 僕たちの言いぶんはまったく報道されないのに、警察発表とかだけで「逮捕! 書類送検!」ってなると、そこには誤解が必ず含まれてしまうんです。誤解されたまま記憶に残ってしまう。

 そして、時間が経つと、その人のことすべてが記憶からも消えてしまうということになるのです。


――体験談となると、重みが違いますね。


押切どんな出来事も、報道されなくなれば記憶からは消えますが、いまこのときもその人って一生懸命生きているんですよ。それを証明できる作品にできたらな、というのが最初の着想でした。


――なるほど。その動画で、ご本人の口から語っていただくということですね。


押切ということで、最初は僕自身がタタミちゃんに相談するようなシナリオのものをパイロット版として作ったんです。ここにあるんですけど……。



――(ムービーを見る。動画内にタタミちゃんと押切先生の自画像が登場し、会話を繰り広げる)。



押切これは、とある事情で警察から家宅捜索を受けたり、長い取り調べを受けたり、書類送検されて落ち込んでいる僕が、タタミちゃんに相談するという内容で……。

 こういったことをやりたいと思っていたんですけど、さすがに現実的じゃないなと。とても公開できないのでは……と、作ってみて気づきました。


――実現したら話題になったと思います(笑)。『ざしきわらしのタタミちゃん』は、“Makuake(マクアケ)”でクラウドファンディングをして制作するという、珍しい制作方法を取っていますね。



押切目的はお金です。アニメを制作するための予算が欲しいんです。“Makuake(マクアケ)”でクラウドファンディングを行うことそれ自体が、この作品を知ってもらうというプロモーションも兼ねています。

 コースによっては、僕が作った『ざしきわらしのタタミちゃん』のパイロット版全12話が特典になっています。



――そのほか、押切先生とディナーを食べるコースとかもあるようですね。



押切僕ならこのコースには投資しないですね(笑)。でも、興味がある方でしたら、ぜひ。いっしょに飲みに行きましょう!


 『ざしきわらしのタタミちゃん』は、現在制作予算をクラウドファンディングで受付中。新たな押切蓮介ワールドを観たいという人は、ぜひ下のページをチェックしてみよう。

『ざしきわらしのタタミちゃん』クラウドファンディング受付ページ
『ざしきわらしのタタミちゃん』作品情報

原作・監督・脚本・キャラクターデザイン:押切蓮介
制作:ZERO-G



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 押切先生直筆の、タタミちゃんイラスト色紙を抽選で1名様にプレゼントします。ファミ通.comのTwitterアカウントをフォローして、該当のツイートをリツイートすれば応募完了! 当選者の方にはDMでお知らせします。


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 2019年11月1日(金)23時59分リツイート分まで
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最終更新:10/26(土) 12:02
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