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杉良太郎にベトナムから3等級労働勲章…30年間の支援評価、外国人では異例

10/31(木) 6:09配信

スポーツ報知

 歌手で俳優の杉良太郎(75)が30日、東京・元代々木町の駐日ベトナム大使館で行われた「ベトナム貢献30周年感謝の会」に出席し、ベトナムから3等級労働勲章が授与された。

 数々の功績を評価され、外国人としては異例の授与に「以前は素直に受け取っていましたが、この頃は自分が勲章をもらっていいのかと、深く考えるようになりました」と“杉節”で謙遜。「ひと言では言い表せない。頑張りましたね…。自分の中では頑張ったと思う」とかみ締めた。

 初訪越は89年3月。チャリティーコンサートのため、ハノイのオペラハウスに立った。その後、30年間支援活動を続けた。91年には私財を投じ、日越文化交流基金を設立。日本語センターの設立や医療支援、中古の消防車の寄贈などを実施し、08年以降は音楽祭の開催など文化交流にも尽力した。総額は18億円近くに上る。

 杉は7月末に首相官邸を訪れ、日越特別大使、日・ASEAN特別大使など3つの大使を返上。安倍晋三首相(65)に辞意を伝えた。「肩書のない人間でどれだけやれるか、やってみたいと思った」と説明。「自分のことより人のことを―と思い、今日まで参りました。金や地位、名誉やポストは一切いらない。平和を叫びながら国民や世界に訴えていきたい」と語った。

 今後について「(やることは)全く変わらない」ときっぱり。並行して教育支援も続け、里子は152人を数える。「子供(=里子)がいるので、親が行かないわけにはいかない。(この先も)ずっとです。変わらずにやります」。命ある限り、無償の愛を注ぐ。

 ◆労働勲章 ベトナムへの社会貢献活動をたたえて贈られるもの。外国人に贈られるのは稀(まれ)である。杉は90年代に、文化交流に積極的に貢献したとして、国家主席チャン・ドゥック・ルオン氏(当時)から外国人に贈られる最高位の友諠勲章の勲章を受章している。

最終更新:10/31(木) 6:09
スポーツ報知

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