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30年ベトナムに貢献し続けた杉良太郎に『労働勲章』授与「死ぬまでお節介を続ける」

10/30(水) 20:03配信

オリコン

 俳優・歌手の杉良太郎(75)が30日、東京・駐日ベトナム大使館で行われた『杉良太郎 ベトナム貢献30周年感謝の会 労働勲章』の授与式に出席。1989年から30年にわたり、私財を投じてベトナムの子どもたちへの福祉活動を行ってきた杉は「いろいろなことがありました。一言では言い表せないけど、頑張りました。頑張ったと思います」としみじみと語り「やることはこれからも変わらない」と今後も活動も継続していくことを誓った。

【写真】美しい着物姿で伍代夏子も出席

 杉は、89年にベトナム・ハノイでチャリティーコンサートを開催し、その年に孤児院を訪問。文具詰め合わせ100セットやにわとり300羽、にわとり小屋建設費などを寄贈したことから活動をスタート。その後も活動を続け、2005年には「日ベトナム親善大使」に、07年にはベトナムから「ベトナム日本特別友好大使」に任命された。08年以降は「日越ベトナム大使」として、個人として消防車を約200台寄贈、文化交流なども積極的に取り組んできた。労働勲章は、ベトナムのために顕著な活動をしてきた人に贈られるもので、外国人に授与されるのはまれ。

 授与式前に囲み取材に対応した杉は、7月末に「日越特別大使」「越日特別大使」「日・ASEAN特別大使」を返還したことを報告。その理由について「国をバックにするのではなく、肩書のない普通の人間としてどのくらいやれるか挑戦したかった。(里親として)152人の子どもたちがベトナムにいるので、変わらず活動は続けていきます」と語った。

 ベトナムを訪問した当初を「孤児の1食が1円だったんですよ。30年前の金額と言えども、ショックでした。罪を犯してもいない子どもたちが栄養失調で、なんとか普通に戻していきたいのがあった」と振り返る。これからの両国のありかたについては「憧れの日本に来るベトナムの就労者が、がっかりして帰されてしまうということもある。これでは“反日本”の若者も生まれてしまうので、憧れの日本に来て良かったと思えるような環境を作っていけるようにしていきたいですね」と自身の思いを述べていた。

 授与式には、自民党の二階俊博幹事長ら国会議員や、妻の伍代夏子、EXILEのHIROやATSUSHI、MAKIDAIらも出席。杉は「自分のことよりも人を思うように心がけようと今日まで参りました。もうこういった性格は直せないので、死ぬまでこんな調子でお節介を続けていきます。お金や名誉や地位は自分には必要のないものなので、平和を叫びながら、国民や世界に訴えていきたいと思います」とあいさつした。

 また、安倍晋三首相からは「杉さんの長線にわたる日本とベトナムの友好親善、両国の相互理解の促進への貢献は、極めて大きなものです。これはあなたにしかできなかった偉大な功績です。あらためて杉さんのご尽力とご貢献に心から感謝いたします」とお祝いのメッセージも届いた。

最終更新:10/31(木) 22:25
オリコン

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