ここから本文です

寒くなってきたら、エンジンスタート前の「猫バンバン」。小さな命を救うための行動とは。

2019/10/30(水) 11:30配信

Park blog

エンジンをかける前に優しさの「猫バンバン」を。

 可愛い猫たちがそんな痛ましい事故に遭わないためにも、エンジンをかける前にはボンネットを「バンバン」と手で叩いて知らせてあげることが防止につながる。大きな音で驚かせるなんてかわいそうかもしれないが、「猫バンバン」は猫たちの安全のためなのだ。
 「今から車が動くよ。ネコチャン、中にいるなら出てきてね」と、その優しい心が猫たちを救うことになる。
 そして、「猫バンバン」のあとには、最後に念のため耳を澄ませてみてほしい。鳴き声はしないだろうか。繊細な猫だと驚きに硬直してしまい、中で縮こまってしまっているかもしれないのだ。
 「かもしれない運転」の心得と同様に、「かもしれない猫」でいたましい事故を未然に防ごう。
 万が一、猫がいることは分かっていてどうしてもエンジンルームから出てきてくれない場合には、“バンバン“ ではなく車のホーンを “プッ“ と鳴らしてみるのも効果的なようだ。

冬だけではない猫のエンジンルーム問題。

 実は、猫がエンジンルームに入り込むのは、暖を求めている冬のみに限ったことではない。
 よく知られるように、猫は習性として「狭いところを好む」。そしてエンジンルームの狭さは、猫にとっては丁度良く居心地が良い場所だ。また、雨風を防ぐための避難所としても季節を問わず都合が良い場所でもある。
 猫の行動範囲は意外にも狭く、その範囲内にエサ場やトイレ、そして寝床を決めているそうだ。所謂「縄張り」なので、場所への執着も強く一度決めた場所は変えようとはせず何度でも戻ってくる。あなたの車が猫にとって寝床に決まっていたら、例え一度追い払ったとしても再び戻ってきてしまうのだ。
 だからこそ予防策も必要である。例えば以下のような方法があるので、ぜひ試してみてほしい。

【猫のエンジンルーム侵入予防方法例】
・車体にボディカバーをかける
・超音波やフラッシュなどの動物撃退器の設置
・猫除けスプレーの散布
・フェイク猫の設置(猫型のかかしのようなもの)

 ちなみに、水の入ったペットボトルが猫除けに効果があると言われていたこともあるが、これにはまったく科学的根拠などはないそうだ。また、ボディカバーをかけることによって、猫の足跡やタイヤへの爪とぎ被害も防ぐことができる。
 

 猫に言わせれば「猫バンバン」は居心地の良い場所を追われて迷惑極まりないのかもしれない。しかしその音は、君たちのためなのだよネコチャン。痛ましい事故を未然に防ぐための「猫バンバン」。空気が冷え込んできたこの時季にこそ、もう一度思い出してほしい。

文・会田 香菜子

2/2ページ

最終更新:2019/10/30(水) 11:57
Park blog

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ