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生存率77%?!過去10年のドラ1選手から見えた各球団の強さと展望

2019/11/2(土) 6:30配信

高校野球ドットコム

 10月17日に行われた2019年プロ野球ドラフト会議では、総勢107名(支配下74名、育成33名)の選手たちが指名を受け、プロ野球への第一歩を踏み出した。中でも注目が集まったのはやはり、佐々木 朗希(大船渡)、奥川 恭伸(星稜)ら、「ドラフト1位」の選手たちだ。

 今回は、過去10年間の12球団ドラフト1位の選手たちを振り返り、その「生存率」を見ていきたい。

近年強さを誇るソフトバンク、広島が生存率トップ

 まず、この10年間でドラフト1位指名を受けた選手は120名(東海大・菅野 智之が2年連続で1位指名を受けているが、数字の上では2名分として扱う)いるが、このコラムでは、現在も指名を受けた球団に所属する選手、MLBを含む他球団に移籍した選手、育成契約、引退の4つに分けて考えていく。

 2019年シーズンが終わり、今もなお現役のプロ野球選手として活躍しているのは109名。約1割の11名が引退しているのだ。さらに、現在も指名を受けた球団で活躍している選手は92名。約1/4が10年以内に所属を離れている計算だ。内訳としては移籍が15名、育成契約が2名に、上記の引退が11名となっている。

 この数字をさらに球団ごとに観ていくと、興味深いことが分かった。ソフトバンク、広島、日本ハムが指名した10名は全員、プロ野球界で戦い続けているのだ。指名後すぐに一軍の戦力になっている選手、時間をかけてから戦力になる選手と様々だが、近年特に強さを示しているソフトバンク、広島は、それぞれのドラフト1位戦略がある程度当たっていると言えるだろう。

 逆に、長く低迷を続けてきたDeNAは筒香 嘉智のメジャー移籍により、2009~2013年までのドラフト1位選手5名がチームから姿を消すことになる。12球団で残っている選手の平均が約7.7名ということを考えると、ひときわ低い数字だ。2014年以降に指名した大卒投手全員が1年目から一軍の戦力になっていることが、低迷から脱却し、近年は躍進している大きな要因と言える。

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最終更新:2019/11/2(土) 7:26
高校野球ドットコム

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