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「メイプル超合金」安藤なつさん 専属スタイリストは6年間節約生活をした元同居人

11/5(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【役者・芸人「貧乏物語」】

 お笑いコンビ「メイプル超合金」としても女優としても活躍している安藤なつさん(38)。苦労時代は友達と同居し、それぞれ芸人とスタイリストを目指したが、同じタイミングで一人前になり、それからずっと一緒に仕事をしている。

 ◇  ◇  ◇

 東京都心に越してきたのが26歳の時です。同じ地元で実家が近くて、凄く仲がいい友達と6年間、同居していました。

 友達はスタイリストの見習いをしていて、修業の身だから、給料が10万円いくかいかないかくらい。

 私はお笑い芸人と夜勤のバイトの日々で、やっぱり月に10万円くらいの稼ぎしかない。

 2人でお金を折半して10万円の家賃を払うから、2人とも稼ぎの半分が消えてました。だから、お金がなくて料理は作り置きして、いつも冷凍保存。冬場はそれを毎日、鍋にしてましたね。鍋だと腹が膨れますし(笑い)。

 私の実家が家庭菜園をやっていて、トマト、トウガン、イモ、オクラ、白菜とか、結構作ってましたから、野菜は送ってもらえました。それは凄く助かってました。

 野菜とともに手紙も入っていて「この野菜はこう料理するとおいしい」とか、「健康に気をつけなさいよ」とか書いてありましたね。

 それでもお金がない状況が続くと1週間、納豆ご飯が続いたこともありました。部屋で2人して財布をひっくり返すと、お互いチャリンチャリンと小銭しか出てこなかったですからね。

 私はバイトで介護の夜勤をしていました。内容はオムツ交換と夜の見回り、安否確認とかです。

 芸人の仕事がある日は、夜勤の仕事を終えてからなので、体力的には大変な時もありました。

 友達と6年の同居の後、3年間一人暮らしをして、その後に私はテレビのお仕事をいただくようになりました。友達もほぼ同じタイミングでスタイリストとして独立することができたんですよ。だから「私たち(メイプル超合金)のスタイリストをやってもらおう!」と決めて、それから今までずっと専属スタイリストをやってもらってます。

■2人とも衣装は毎回手作り

 私たちの現場もずっと一緒。同居していた貧乏な時期に、「いつか一緒に仕事できたらいいね」くらいのことは話していたんですけど、まさか専属という形で一緒にやれるとは思ってなかったので友達も喜んでます。2人のタイミングがちょうどよかったんですよ。

 しかも、衣装は毎回手作りなんです。相方(カズレーザー)はいつも赤じゃないですか。

 でも実は襟元とか毎回どこかが違う衣装なんです。友達が「今日はこんな感じの服です」と言うと、相方は「いいっスね」と言ってますね。

 今、2人で合計200着くらい友達の手作り衣装があるんじゃないかな。友達も手作りだから愛着があって、捨てられないらしいんです。だから、友達の部屋は私たちの衣装であふれてますね。2人とも体が大きくて生地が重いから、ハンガーラックがしなってます。友達は衣装が多過ぎて引っ越したくらいですから(笑い)。

 6年間、一緒に節約生活してきた友達には、今後も専属でスタイリストをやっていただこうと思います。さらに衣装が増えたら、友達はさらに大きな部屋に引っ越ししなきゃいけないでしょうけど。そこは頑張っていただいて(笑い)。

(聞き手=松野大介)

▽本名=安藤和代 1981年1月生まれ。2012年にメイプル超合金を結成。コンビとしても女優としてもバラエティーやドラマなどで活躍中。

最終更新:11/5(火) 12:20
日刊ゲンダイDIGITAL

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