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【特集】「御朱印」フリマサイトで転売の残念な実態 嘆く神社...違法ではないものの売る側の主張は?

2019/11/5(火) 15:20配信

MBSニュース

ここ数年、神社や寺の『御朱印』が人気を集めていますが、インターネットで転売されるケースが相次いでいます。違法ではないものの、神主も首をひねるネット転売の実態です。

世界遺産・下鴨神社「4年くらい前から御朱印を求めてくる人が増加」

京都市左京区にある世界遺産「下鴨神社」。

参拝者が求めているのは、墨と鮮やかな朱色が織りなすコントラストに年々人気が高まる『御朱印』です。参拝者も…

「筆の使い方とかすごい魅力。」(参拝者)
「パワーのある字体を頂いた時には、写真付きメールで送ります。」(参拝者)

御朱印にはあらかじめ書いてある「書き置き」とその場で書いてくれる「直筆」がありますが、人気が高いのはやはり直筆。需要が急増したため、下鴨神社ではこれまで1人だった御朱印の書き手を、4年前から3人に増やして対応しています。

「4年くらい前から御朱印を求めて来られる方が多くなりました。(Qどのくらい増えている?)十倍ではきかないくらいの人数になっている。何十倍という人数に増えていますね。」(下鴨神社 大塚高史権禰宜)

御朱印が何倍もの価格で転売される現状…神社や寺からは「やりすぎ」「残念」の声

岐阜県岐阜市の「金(こがね)神社」。

最終金曜日のプレミアムフライデーのみ、「金文字」の御朱印を提供していて、毎月2000人以上の方が訪れるといいます。

「1月から始めて9回目。金運とか上がったら嬉しいなと。宝くじとかは少額ながら結構…。(Q宝くじの最高額は?)最高は7万円。(Q儲かっている?)トントンですかね。」(参拝者)

ところが今、神様も頭を抱える難問が持ち上がっています。

「『(御朱印の)書き置きを40枚欲しい』と言われて『どうするんですか?』と聞いたら、若い人で、『会社で配ります』と言われて、『できません』とお断りしました。そういう対策しかできない。」(金神社 本郷啓介宮司)

宮司が怒りを露わにするのは…ここ数年、加熱する御朱印ブームにのってフリーマーケットサイトで転売が相次いでいるためです。売られているのは全国各地の寺や神社などの御朱印。四国八十八ヶ所霊場を網羅した御朱印セットは47万円。金神社の御朱印は本来300円のところ、約18倍の5555円で売られています。

「半分怒りはありますね。300円の御朱印を何十倍で出して…ちょっとやりすぎじゃないかな。それでお金を頂こうというのはよろしくないですね。」(本郷啓介宮司)

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最終更新:2019/11/5(火) 15:20
MBSニュース

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