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偏見なくしたい…25歳の韓国人女性、沖縄で日韓友好の「フリーハグ」

11/5(火) 8:16配信

沖縄タイムス

 道行く人といっときの抱擁を交わす「フリーハグ」で日韓友好を訴え、日本を縦断してきた韓国人女性、ユン・スヨンさん(25)が4日、那覇市のパレットくもじ前でハグを呼び掛けた。17日前に札幌を出発し、南下しながら15都市を訪問。ゴールの沖縄でも多くの県民と抱擁し、両国の友好を確かめ合った。

 「私は韓国人です。一緒にハグしませんか」と書いた手作りのプラカードを掲げたチマチョゴリ姿のユンさんに、通り掛かりの家族連れや会員制交流サイト(SNS)を見て訪れた若者らが次々と駆け寄り、抱擁を交わした。那覇市の男子中学生(14)は「ちょっと恥ずかしかったけど、ハグしたら温かかった。人間は仲良くできるんだと思った」と照れながら話した。

 大邱(テグ)在住のユンさんは静岡大に1年間留学。昨年9月から1年は沖縄のホテルで働き、日韓両国の関係悪化を肌で感じてきた。「日本ではヘイトスピーチが普通に飛び交い、韓国でも日本が好きと言いづらい雰囲気になっている」。互いの偏見をなくすため、自分ができる活動として各地でのフリーハグを思い立った。

 日本縦断の旅を「韓国に良くない感情を持つ人もいたが、多くの日本人は友好的で温かかった」と振り返り、「個人と個人が素直な気持ちを伝えれば分かり合える。私たちが日韓関係の希望だと思う。カムサハムニダ」と笑顔を見せた。(写真部・田嶋正雄)

最終更新:11/5(火) 8:16
沖縄タイムス

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