ここから本文です

河内敏光GMが語る横浜ビー・コルセアーズ改革「ディフェンスで汗をかくチーム」

11/6(水) 17:05配信

バスケット・カウント

コンセプトは「得点はさておきディフェンス」

文・写真=鈴木栄一



Bリーグ初年度から3シーズン続けて横浜ビー・コルセアーズは苦しみながらもB1残留を果たしてきた。土壇場でのしぶとさは評価できるとしても、3年連続の低迷は褒められたものではない。その悪い流れを断ち切り、もっと上のレベルを目指せるチームになるために、今オフにチームは大改革を敢行した。若手の抜擢はこれまでも進めてきたが、今回はさらに一歩踏み込み、これまで主軸を担っていたベテラン選手たちを一挙に放出したのだ。

B初年度から主力だった川村卓也、細谷将司、高島一貴が退団。湊谷安玲久司朱は現役引退。彼らに比べると実績では見劣りする若手が主力を占めるチームとなった。この改革には懐疑的な声もあったが、いざ出港してみれば開幕節でレバンガ北海道に2つ続けて接戦を落とす厳しい出だしから踏ん張って5勝6敗。内容を見ても、近年では最も良いスタートとなっている。

横浜の改革はどのようにして行われたのか。チーム編成の責任者である河内敏光GMに聞いた。かつて選手と監督の両方で日本代表に携わった河内は、その後に日本初のプロバスケチームである新潟アルビレックスを立ち上げ、さらに日本初のプロバスケットボールリーグであるbjリーグのコミッショナーを務めている、まさに日本プロバスケ界の礎を築いたパイオニアだ。

Bリーグ誕生に伴いbjリーグがその歴史に幕を下ろした後は、Bリーグのテクニカルアドバイザーを務めていた。その河内が横浜のGMに就任したのは昨年の9月。しかし、この時には昨シーズンの編成は終了しており、イチからチーム作りを行ったのは今オフが始めてだ。

河内GMはまず、次のコンセプトで選手獲得に動いたと言う。「オフェンス、ディフェンスの両方に優れた選手を取れるかと言われたら難しい。では、どちらを選ぶなら今年はディフェンスができて、足が動く選手にフォーカスしました。今までは点数を取ってディフェンスを頑張っていましたが、今シーズンは得点はさておきディフェンスを頑張り、相手を70点以下に抑えることで勝機が出てくる。そんなチーム作りです」

1/3ページ

最終更新:11/6(水) 17:05
バスケット・カウント

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事