【エリザベス女王杯(日曜=10日、京都芝外2200メートル)聞かせて!核心】春の中山牝馬Sで重賞初制覇を飾り、秋初戦の府中牝馬Sでも2着に食い込んだフロンテアクイーン。6歳馬ながら、衰えを見せることなく、第一線で活躍を続けている。アパパネやアーモンドアイなど、数々の名牝を手掛けた国枝栄調教師(64)に、悲願のGIタイトル奪取への手応えを聞いた。
――前走を振り返って
国枝:いい位置で流れに乗って、積極的に勝ちにいく競馬ができた。最後は後ろから来た馬に差されてしまったけど、いいレース内容だったと思うよ。
――6歳秋を迎えても衰えなし
国枝:本当だね。ヴィクトリアマイル(15着)、クイーンS(7着)と良さを見せられなかったが、距離が短かったり、体が絞り切れなかったりと、それぞれに敗因はあった。前走の競馬で衰えのないところをお見せできたと思う。
――1週前追い切りの気配は
国枝:霧の影響で全体時計は不明だが、僚馬に追走先着。直線の動きは良かったし、乗っていた助手は「今までにないくらい良かった」と言っていた。直前はジョッキー(津村)に確認してもらう予定だし、いい状態で送り出せそう。
――レースに向けて意気込みを
国枝:今度はGIだし、相手も強くなるが、フロンテアクイーンだって過去にディアドラやリスグラシューといった牡馬顔負けの強い牝馬たちと差のない競馬をしている。いい勝負根性を持っているし、ここでも楽しみにしています。
最終更新:11/7(木) 21:47
東スポWeb
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