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クルマにあって自衛隊の戦車にないもの5選 快適性は二の次、室内は無いものばかり!

11/6(水) 6:04配信

乗りものニュース

鍵穴無ぇ! ラジオも無ぇ!

 戦車はいかに敵を倒すかに重点を置いているため、乗員もある一面では戦車を動かす部品のひとつと割り切られます。快適性を追求する市販の乗用車とは対局に位置付けられる戦車。今回は市販車にあって自衛隊の戦車にないものを5つ紹介します。

【写真】中央に巨大な戦車砲! アメリカのM1戦車の砲塔内部

ドア(ハッチ)の鍵穴

 戦車は乗り降りのために車体や砲塔にいくつかハッチを装備していますが、乗員が乗り込んだ状態で中からロックすることはできるものの、外から鍵を閉めることはできません。そのための鍵穴がないのです。よって駐屯地の外に出た際、たとえば演習場などでは最低、乗員ひとりが車両警戒のため残るようにしています。

 一般公開などで自衛隊が戦車を展示する際は、南京錠とチェーンで開けられないようにしています。

オーディオ機器

 戦車にはCDプレイヤーはおろか、ラジオもありません。たとえば自衛隊の各種トラックは、災害派遣などでも使用するためラジオは情報収集用に標準装備していますが、戦車にはありません。ただし、スピーカーやアンプは無線用に装備しています。

エアコン無ぇ! ワイパー無ぇ! 74式には両方無ぇ!

 必要か否かで、どう考えても必要そうなものまで、かつての戦車にはありませんでした。

エアコン(クーラー)

 原則、日本の戦車はエアコンを装備していません。ただし最新の10式戦車については、エアコンを装備しているという噂もあり、真相を確かめようと防衛省陸上幕僚監部広報室に問い合わせたところ、「要部冷却装置」という名称で、搭載電子機器の冷却用として装備しているとのことでした。これは人員用ではありませんが、間接的に室内の気温にも影響しているようです。

 なお、海外の戦車では、人員用としてエアコンを装備するものが増えています。10式戦車と同じように電子装備が増えたことで、搭載電子機器のオーバーヒートを防ぐ意味合いと、加えて乗員の士気低下を防ぐ両方の目的によるものです。

「戦う車」といっても、乗員の士気向上のためにはある程度の快適性は必要であり、自衛隊の装甲車についても、海外派遣を想定したものはエアコンの増設が行われているため、将来的には自衛隊の戦車もエアコンを装備するようになるかもしれません。

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最終更新:11/6(水) 14:49
乗りものニュース

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