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清水・立田悠悟 極度の人見知りがきっかけで始めたCBの挫折と成長、感じた使命とは?

11/6(水) 19:10配信

REAL SPORTS

7月20日に行われたJ1リーグ第20節、ホームに首位FC東京を迎えた清水エスパルスが0-2で敗れた試合後、立田悠悟は人目もはばからず涙し、悔しさをあらわにした。今季クラブ史上最年少で副キャプテンに任命され、日本代表にも選出された立田は、“ピッチ上では”感情表現が豊かで、チームの頼れるまとめ役に映る。しかし、トップチーム昇格内定会見では極度の緊張状態で話も途切れ途切れだったほどの人見知りで、「人前に立って話したりすると、今でも相当汗をかく」という。人見知りがきっかけでセンターバックになり、「海外での生活は無理」と語っていた若者が、プロになり、成長し、挫折を味わい、いかにして「海外に行く」という考えに至ったのか。東京五輪にかける想いも含め、本人の発言を振り返りながら紐解く。


(本記事は、7月26日に『REAL SPORTS』で掲載された記事に一部、加筆・修正を行って掲載しています)

控えめな発言に終始した新加入内定会見

プロになって最初に訪れる関門。それはアマチュア時代と違い、大勢の記者、カメラの前に立ち自らの言葉で話さなければいけないということだろう。

2016年10月、当時まだ学生服姿の立田悠悟は、清水のクラブハウスでトップチーム昇格内定会見を行った。プロになって初めての“仕事”は極度の緊張状態。大汗をかき、話も途切れ途切れだった。途中、ついに言葉が出なくなり、一度カメラを止めて撮り直し、平岡宏章ユース監督に「しっかりしろ」と説教をされる場面もあった。そんな彼はこんなことを言っていた。

「(トップチームの)キャンプにも参加させてもらったが、手応えがあまりつかめなくて、昇格できる手応えがなかった。でも、日を重ねるごとにトップチームに入りたいという思いが強くなって、こうやって昇格できて本当に良かった。自分のストロングである競り合いや、ロングフィードというのは見てもらいたいけど……。今のままだと試合には出場できないと思うので、プレーの幅を広げていきたい」

こういった会見では、「開幕スタメンを狙いたい」、「1年目からチームの勝利に貢献する」と威勢のよい言葉が飛び出すもの。その中にあって、終始控えめな発言が目を引いた。

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最終更新:11/6(水) 19:10
REAL SPORTS

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