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病気やけがの場合に支給される障害年金って? 緊急時のために、納付要件と受給額を確認しておこう

11/6(水) 19:40配信

ファイナンシャルフィールド

公的年金で最初に思い浮かぶのは、原則65歳から受給できる「老齢年金」。若い世代の人からすると、「年金は本当にもらえるの?」と疑問視されるのも、老齢年金のことです。また、被保険者が亡くなった際に遺族(配偶者または子供)に支払われる「遺族年金」が一般的に知られています。

病気やけがで、生活や仕事などが制限される場合に受け取ることができる国の公的年金があります。それが「障害年金」です。障害年金は20歳以上の方が受け取ることができます。あまり理解されていない障害年金についてお伝えいたします。

障害年金とは

障害年金には「障害基礎年金」と「障害厚生年金」があります。病気やケガで初めて医師の診療を受けたときに国民年金に加入している場合は障害基礎年金、厚生年金に加入している場合は障害厚生年金が請求できます。

障害基礎年金と障害厚生年金には違いがあり、公的年金と同じく、障害基礎年金は障害年金の1階部分、障害厚生年金は障害年金の2階部分という仕組みになっています。

さらに、障害の程度によって級を分ける障害等級表によって障害の等級が決定されます。障害基礎年金には障害等級1級と2級が、障害厚生年金には1級・2級・3級があり、以上の障害等級に該当する状態よりも軽い障害が残ったときに、障害手当金(一時金)を受け取ることができる制度があります。

対象となる障害等級に関しては、年金事務所や市区町村の年金担当窓口などにご相談ください。

受給に大切な「初診日」と「障害認定日」

まずは、自分が障害年金を受給できる資格をもっているのかということが大切です。というのも、障害年金は誰でも受け取れるわけではないからです。病気やケガにより生活や仕事などが制限される方が対象で、さらに以下の3つの条件を満たしている場合には受給対象となります。

1、障害の原因となった病気やケガの初診日(※1)の時点で該当する年金の種類が障害年金の対象となる

2、一定の保険料の納付要件を満たしている(20歳未満の年金制度に加入していない期間に初診日がある場合は除く)

3、障害の状態が障害認定日(※2)または、初診日が20歳未満の場合は20歳の時点で等級に該当する

(※1)初診日とは、障害の原因となった病気やケガについて、初めて医師などの診療を受けた日をいいます。後々医師に証明書をもらう必要がある大切な日です。

(※2)障害認定日とは、障害の状態を定める日のことで、障害の原因となった病気やケガについての初診日から1年6ヶ月を過ぎた日、または1年6ヶ月以内にその病気やケガが治った場合(症状が固定した場合)はその日をいいます。

ここでいう「治った」とは病気やケガが回復したという意味ではなく、症状が固定して、良くなる見込みがないと判断された場合です。

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最終更新:11/6(水) 19:40
ファイナンシャルフィールド

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