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日本ハム大田、小笠原ヘッドに感謝「いいお手本」

11/6(水) 20:12配信

日刊スポーツ

今季自身初の20本塁打を達成した日本ハム大田泰示外野手(29)が、「20本塁打20盗塁」で伸び悩む若手の“希望の星”になる。

【写真】ロングティーで膝をつき疲れた様子の日本ハム大田

6日、沖縄・国頭村で行っている秋季キャンプで、約1時間のロングティーなど打撃の“猛トレ”を敢行。巨人時代の先輩にあたる小笠原道大ヘッド兼打撃コーチ(46)の指導のもと、フラフラになりながら連日ハードメニューをこなし、飛躍の来季を思い描いた。

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打撃強化メニューのひとつ、ロングティーが始まって、1時間がたとうとしていた。ラスト1球。大田は「よいっしょ~!」と叫びながらのフルスイングに、わずかに残っていた力を振り絞った。「疲れた」。汗びっしょり、フラフラになりながら見上げた沖縄の空は、青かった。

前日5日には1時間のフリー打撃をこなした後に「こんなにバットを振ったことない」。それでも、バットを担いで室内練習場へ消えた。「今の成績のままじゃダメだから」。極限まで、筋肉のよろいに覆われた自慢の肉体を、追い込んでいる。

新たに就任した巨人時代の大先輩、小笠原ヘッド兼打撃コーチが提案する工夫を凝らした打撃練習に、野手のほぼ全員が悲鳴を上げている。バットを振る量は、必然的に昨年の倍に。「巨人時代は怖くて、あまり話したことがなかった」と言うが、今は的確な助言に感謝。「ヘッドは現役時代にいっぱい練習していたので(厳しい練習を課されても)納得がいく。いいお手本」と、尊敬のまなざしを送った。

今季プロ11年目で初の20本塁打を達成したが、満足はしていない。「(20本塁打&20盗塁の)20-20ができれば、選手としての価値が上がるはず。最終的には打率3割、出塁率3割5分に。20代後半で一流の仲間入りができれば、今、ファームで6、7年くすぶっている選手の希望になると思うので」。ドラフト1位で入団しながら、レギュラーに定着できずに苦しんだ巨人時代。我慢と努力の末、日本ハムで才能の花を咲かせた背番号5は、大きな使命を胸に来季に挑む。【中島宙恵】

最終更新:11/13(水) 17:39
日刊スポーツ

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