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躍進の京都を象徴する異端のルーキー中村太地「4、5年前から思い描いていた姿」

11/7(木) 12:05配信

バスケット・カウント

初のファウルアウトも「僕の中ではオッケーです」

文=丸山素行 写真=B.LEAGUE



京都ハンナリーズでは新戦力の活躍が著しい。

昨シーズンまでシーホース三河に所属したシューターの松井啓十郎は、流れを変えるシックスマンとして起用され続けてきたが、キャリア11年目にして先発で起用されている。その期待に応え、キャリアハイとなる平均約33分のプレータイムを得て、現在28本(リーグ2位)の3ポイントシュートを40%の高確率で沈めている。

そして、法政大バスケ部を退部して、プロの世界に飛び込んだ中村太地も好調の京都を支える活躍を見せている。

中村は若手主体の代表の一員としてジョーンズカップにも参戦した190cmの長身ガード。ここまで12試合すべてに先発し、24.5分のプレータイムで7.1得点を記録している。3ポイントシュートに関しては48.3%と高確率で、大黒柱であるジュリアン・マブンガをして「タイチが3ポイントシュートを決めてくれる」と、チームの好調の要因に挙げていた。

プロ1年目からいきなり主力を任された中村は様々な経験を積み重ねている。千葉ジェッツから残り0.4秒で逆転勝利を収めた翌日の第2戦、中村は初めてファウルアウトし、チームは大敗を喫した。「アルバルク(東京)の時も一緒だったんですけど、アウェーで2つ勝とうとしているのに、審判と戦ったりしていました。もっと自分たちにフォーカスして、やるべきことを遂行しないといけなかった。また勉強になった試合でした」

審判とコールの基準についてコミュニケーションを取ることは必要でも、戦うことは無益だ。結果的に中村は最終クォーターでわずか1分しかコートに立てずに退場となった。「もちろん退場はまずいですけど」と前置きをしながらも、中村は「僕の中ではオッケーです」と、持論を展開した。

「あの点差と時間で僕がプレッシャーをかけなかったら、絶対ディフェンスもうまくいかないし、ターンオーバーも誘えないです。そうしないと僕たちの流れにならないと思って攻めにいったので、何とも思わないです」

退場となった選手はえてして自責の念に駆られ、ファウルをしないことにフォーカスしやすい。新人であればなおさらだろう。だが、中村の場合は点差と時間を計算し、明確な考えがあった上でのプレーであれば、結果を後悔する必要はない。

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最終更新:11/7(木) 12:05
バスケット・カウント

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