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“WeWork赤字”のソフトバンクG孫正義会長、決算は「真っ赤っか」でも「反省すれど萎縮せず」

11/7(木) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

「今回の決算発表の内容は、ボロボロでございます。真っ赤っかの大赤字」

ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)の第2四半期決算説明会の場で、孫正義会長は開口一番こう切り出した。

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WeWorkへの投資失敗で、これまで「打ち出の小槌」のようにソフトバンクGに利益をもたらしてきていたビジョンファンド(SVF)も苦しい……直近の報道を受けて、冒頭の挨拶では、神妙な面持ちで登場した。

売上高は昨年上期とほぼ横ばい(4兆6517億円)ながら、最終利益は50%減の4216億円。

神妙な面持ちは当然で、孫会長肝いりのSVFが、WeWorkも含めた営業赤字5726億円という大きなマイナス要因になっているからだ。

「これだけの赤字を出したのは創業以来のこと」

「ビジョンファンドが真っ逆さま」

「私自身の投資判断がいろいろな意味でまずかったことを、大いに反省している」

いつもの孫正義節の裏返しのように「反省」「失敗」の気持ちを連発した。

WeWork事業「復活」の秘策

決算説明は、追加投資までしたWeWork事業をいかに復活させるかに、かなりの時間がさかれた。

ただし、孫会長の説明はシンプルだ。

「低い粗利」と「高い経費」こそが、WeWorkが赤字を続ける源泉であるのだから、「粗利を上げ」「経費を下げ」れば黒字になる、と説明する。

こうした背景で打ち出したのは次のような方針だ。

新規ビル出店を一時停止

経費削減

不採算事業(主に新規事業や投資)の整理

「この3つの施策で大幅にWeWorkは改善する」(孫会長)

新規出店をやめ、現状の施設(ビル)数である700のまま「停止」させて時間を経過させれば、建設中と建設直後(1~6カ月)の赤字の時期をすぎたところから利益が出始める、というロジックだ。

「答えは時間が解決してくれる。熟せば儲かる」(孫会長)

縦軸や横軸のないグラフを見せながら、孫会長は自信満々に語る。

質疑の中では、思わず「1ビリオン(10億ドル)くらいのEBITDA(利益の指標の一つ)を出せるのではないか」「4~5年、5~6年のうちに」とすら漏らした。

さらに、「信じたくない、それは違うだろうと心情的には思いたい数字だろうが」と言いつつ、大幅減益決算の中でも、実質は悲観する必要ないのだと匂わせる。

孫会長が重きを置いてきたという「株主価値」は1.4兆円増え、大赤字で価値半減とすら言われるSVF(第1弾ファンド)も「投資成果1.2兆円増」と、決算の数字に出ない「成果」は順調だと言う。

「私からみれば、大勢にまったく異常なし」

「(ソフトバンクGの)ビジョン変更なし」

「戦略に変更なし」

「このまま粛々と前へ進む」

冒頭では「反省」を口にした孫会長の表情が、だんだんと自信満々になってくる様子に、報道陣は「まったく懲りてなどいない」と苦笑いしたのではないか。

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最終更新:11/7(木) 17:01
BUSINESS INSIDER JAPAN

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