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1歳の息子に“エアガン”数十発「子どもの声せず抱いているの見たことない」日常的な虐待は?福岡県田川市

11/7(木) 20:30配信

TNCテレビ西日本

日常的に虐待が行われていたのでしょうか。

福岡県田川市で当時1歳の三男にエアガンを連射した疑いで逮捕された24歳の両親。
 
その素顔とは…。

大きな魚を手に、笑顔を見せる男。

当時1歳の三男をエアガンで撃ちけがをさせた疑いで逮捕された、常慶雅則容疑者(24)です。

現場となったのは、福岡県田川市の自宅。

警察によりますと常慶容疑者と妻の藍容疑者(24)は、2018年11月の下旬、当時1歳だった三男の唯雅ちゃんをエアガンで数十発撃ち、3週間のけがをさせた疑いが持たれています。

唯雅ちゃんの全身にはBB弾が当たったとみられる傷が数十カ所あり、翌12月の1日に肺炎による死亡が確認されました。

唯雅ちゃんの体格は同じ年代の平均よりも小さかったということです。

【記者】
「常慶容疑者と藍容疑者が使用したとみられるのが、こちらのライフル型のエアガンです」

プラスチック製のBB弾を使うエアガン。

約1メートル離れて紙製の的に向けて撃ってみると…

「バンバン」

撃ち出されたときの弾の速度は、秒速90メートルといいます。

【記者】
「撃っている方もすごい威力で、撃たれた方は痛いどころじゃない」

こうしたエアガンは、趣味のサバイバルゲームやコレクションのために購入する人が多いということです。

警察は自宅から複数のライフル型エアガンを押収しましたが、両容疑者は「撃ったことはない」「お互いが撃ってるところも見たことがない」などと容疑を否認しています。

【記者】
「近所の人によると、常慶容疑者は地元の祭りに積極的に参加するなど、周囲と良好な関係を築いていたといいます」

黄色いはっぴに身を包み笑みを浮かべる常慶容疑者。

この団地には小さいころから住んでいたといいます。

【容疑者を知る人】
「お兄ちゃーんみたいな感じできたこでしたね。けっこうかわいらしいような」

「そういうことすること自体が信じられない」

「全然そんな感じの子じゃなかった」

「祭りに関しては非常に一生懸命にやってくれていたし」

「このような事件になって非常に大変驚いているというのが正直なところ」

妻の藍容疑者についてはこんな声が…。

【記者】
「頭もよかったしね」

「まじめやったし」

こうした評判の一方、自宅周辺では一家の様子を不審に思う住民もいました。

「2年ほど前に子どものおるはずやのに、子どもの声がせんし子どもを抱いとるところも見たことないし」

「部屋に入った途端にぶわっとごみが散らかっとるとかそんな感じ」

「暗い…明るい家庭じゃない。明るい家庭の印象はない」

事件当時、両容疑者と唯雅ちゃんのほか3歳の長男と0歳の長女の5人暮らしだった一家。

虐待が疑われる通報は唯雅ちゃんだけではありませんでした。

【田川市 子育て支援課 吉永学史 課長】
「(Q虐待と思わせる通報は?)30年1月に長男の顔がはれているということでそういったことがあります」

唯雅ちゃんだけでなく長男についても通報が寄せられていました。

しかし児童相談所が確認したところ両容疑者は虐待を否定、長男自身も「走り回っていてぶつけた」と説明したため、このとき児童相談所は虐待ではないと判断しました。

一方、死亡した唯雅ちゃんについては。

【田川市 市民生活部 宮崎博士 部長】
「平成30年7月5日、市民より本児(唯雅ちゃん)の泣き声がしないことや姿を見かけないという相談があっております」

市によると20日後に、保健師が唯雅ちゃんの姿を確認しその際はあざなどはみられなかったといいます。

一家にいったい何があったのか。

警察は子供たちに対する日常的な虐待がなかったかも含め慎重に調べを進めています。

テレビ西日本

最終更新:11/7(木) 20:30
TNCテレビ西日本

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