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堤防決壊の8割、支流と本流の合流点に集中 台風19号

11/7(木) 20:12配信

朝日新聞デジタル

 台風19号の大雨で堤防が決壊した140カ所(71河川)のうち、8割にあたる112カ所(62河川)が、支流と本流の合流点から約1キロの範囲だったことが、朝日新聞のまとめでわかった。専門家は「合流点近くに住む人は、浸水が起きやすいことを自覚しておくべきだ」と指摘している。

【写真】河川の合流点付近で氾濫するおもな仕組み

 朝日新聞は、国土交通省と河川決壊があった宮城、福島、栃木、茨城、埼玉、長野、新潟の7県が発表した資料や担当者への取材で、台風19号で決壊した71河川の堤防140カ所の具体的な地点を特定。川幅などの小さな川(支流)が大きな川(本流)に合流する地点と、その決壊箇所の関係を調べた。

 それによると、合流点から約1キロの範囲で支流の堤防が決壊していたのは、35カ所(28河川)だった。

 河川氾濫(はんらん)のメカニズムに詳しい早稲田大の関根正人教授(河川工学)によると、河川のなだらかさや橋が近くにあるかなどによって変わるが、合流点から約1キロ以内の決壊であれば、多くで「バックウォーター現象」が起きた可能性があるという。

朝日新聞社

最終更新:11/7(木) 20:42
朝日新聞デジタル

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