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井上尚弥 英最大手スカイ・スポーツが生中継 世界150カ国のファンに勇姿を見せる 「しっかりと勝ちたい」

11/7(木) 6:50配信

中日スポーツ

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝をメインとしたダブル世界戦の前日計量が6日、東京都内で行われ、出場4選手とも1回でクリアした。WBSS決勝で対戦するIBF、WBA同級王者・井上尚弥(26)=大橋=はリミットちょうどの53・5キロ、WBA同級スーパー王者で世界5階級制覇のノニト・ドネア(36)=フィリピン=は53・3キロ。セミのWBC同級王座統一戦は正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(33)=フランス=が53・3キロ、尚弥の弟で暫定王者の井上拓真(23)=大橋=が53・5キロだった。

 計量後、恒例の約20秒間のにらみあい。その後ほほ笑みながら握手を交わした。海外ブックメーカーのオッズなどでは圧倒的に尚弥が有利。互いへの敬意を忘れない場面の後、マイクが向けられると、こう宣言した。

 「優位を予想されているというが、自分の中ではそれほど差がないし、ボクシングはいつ何があるか分からない。オッズは頭から外して戦う。今後の大きな試合へ向けての第一歩になる。しっかり勝ちたいと思います」

 その一歩は、大きな一歩になる。試合が近づくにつれて海外からの注目度がヒートアップ。5日には英国の最大手スポーツ専門局スカイ・スポーツが緊急中継することが決定した。しかも、現地時間昼の生放送に加え、夜のゴールデンタイムにも再放送。後日さらに再放送されるという破格の待遇が用意された。

 「スカイ・スポーツとはギリギリまで交渉していた。これで11・7は110ネットワーク、約150カ国、世界の主要市場すべてで中継される」と、WBSSザワーランド代表は満面の笑みだ。

 世界屈指のプロモート会社トップランクのデュボフ社長も計量を見守った。すでに尚弥に軽中量級として破格の契約をオファー済みで、大会終了後すぐにでもサインしたい考え。世界中からの注目と、巨額契約。世界のスーパースターになる準備はできているのだ。

 計量後は、大橋会長の判断で弟・拓真とともに取材陣の囲み取材に応じず計量会場を後にした。順調だからこそ大事を取ったという大橋会長は「今後は(世界6階級制覇の)パッキャオみたいになってほしい。並び、越えられるのは尚弥だけ」と、期待を示した。アジア史上最高のスターに追い付き追い越す。ドネア戦はその最初のステップになる。

最終更新:11/7(木) 6:50
中日スポーツ

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