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石川県産ガニ店頭に

11/7(木) 14:02配信

北國新聞社

 「さあカニ解禁やぞー」「初物初物ー」。石川県内で水揚げされたズワイガニが店頭に並んだ7日、金沢市の近江町市場では威勢の良い声が飛び交い、山積みのカニに主婦らが詰め掛けた。初日の入荷量は十分で価格も例年並みとなり、市場関係者は「質も実入りも良く新鮮だ」と上々の出足に安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 近江町市場内にある「大口水産」では、雄の加能ガニが大きさによって1匹1千~2万5千円、雌のコウバコガニが500~2500円で、昨年初日と同様の価格帯となった。

 荒木優専務は「6日夜の競りで加能ガニ1匹に最高30万円の値が付いて驚いた。店では手頃な値段から質の高いカニまで幅広く取りそろえ、たくさんの人に味わってもらいたい」と話した。

 早速買い求めた野々市市下林4丁目の木村幸雄さん(79)は「カニは9カ月ぶり。この日を待ち望んでいた」と笑顔を見せた。愛知県東郷町から観光で訪れ、加能ガニ2匹を購入した主婦林佳代子さん(42)は「たまたま解禁の時期に金沢に来たので奮発した。帰ってから家族で晩ご飯に食べようかな」と心待ちにした。

 近江町市場商店街振興組合はカニ汁を400食分用意し、1杯200円で提供。地元客らが長い列をつくり、熱々を味わった。

 7日早朝には金沢市中央卸売市場で初競りが行われ、同市場によると、速報値で加能ガニは9500キロの入荷があり、昨年初日の8350キロより多かった。コウバコガニは昨年の2万7200キロより少ない2万950キロだった。

北國新聞社

最終更新:11/7(木) 14:02
北國新聞社

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