ここから本文です

波力発電の基準づくりに貢献 佐賀大・永田教授に国際表彰「IEC1906賞」

11/7(木) 12:30配信

佐賀新聞

 佐賀大学の海洋エネルギー研究センター長の永田修一教授が、国際規格を認定する国際電気標準会議(IEC)で電気・電子技術の標準化などに関わる専門家を表彰する「IEC1906賞」を受賞した。海洋エネルギー関連の部会で波力発電の国際標準の作成に貢献し、国内の海洋エネルギー分野で重要な役割を担っている実績も評価された。

 同賞は、各部会から推薦された専門家の中から選ばれ、日本人では今年26人が受賞。海洋エネルギーに関する部会は2007年に設置、永田センター長は専門分野の波力発電関係のプロジェクトチームで性能の評価方法や装置実験などの基準づくりに関わってきた。また、部会に関する国内委員会で委員長を務める。

 海洋エネルギーは地球温暖化の問題などを受けて世界的に注目され、発電装置の開発競争が激しくなっている。部会には現在、27カ国、約200人の専門家が参加していて、佐賀大からは同センターの永田センター長と副センター長の池上康之教授、今井康貴准教授の3人が加わる。

 同センターは個々の大学の枠を超えた文部科学省の「共同利用・共同研究拠点」に認定されていて、海洋温度差発電や波力発電、潮流発電、洋上風力発電の共同研究や国際的な学術交流などを進めている。永田センター長は「海洋エネルギーへの取り組みが認められてありがたい。これからも研究の活性化などセンターに求められる役割を果たしていきたい」と話す。

最終更新:11/7(木) 12:30
佐賀新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事