ここから本文です

香川真司、歴史上最高のアジア選手は「孫興民」

11/7(木) 20:13配信

日刊スポーツ

サラゴサ所属のMF香川真司(30)のインタビューが7日、スペイン紙マルカで大きく掲載され、スペインでのことからマジョルカでプレーするMF久保建英まで、さまざまな質問に答えている。

【写真】3日、エバートンMFゴメスにタックルするトットナムFW孫興民

香川の一問一答は以下の通り

-背番号23番を選んだ理由は

マイケル・ジョーダンとデービッド・ベッカムから。

-よく使う言葉は

スペイン語では“ムイビエン(とてもいい)”をよく言っているよ(笑い)。

-好きな食べ物は

スペイン食ではフォアグラが大好き。

-欲しいサインは

アンドレス・イニエスタにサインをお願いしたい。

-好きな歌は?

「デスパシート」や、マヌエル・カラスコの「ケ・ボニート・エス・ケレール」。

-好きなドラマは

ウォーキング・デッド。それを見るのが僕の趣味。

-好きな別のスポーツは

野球は大好きだね。

-最高の選手は

(ドルトムントで)チームメートだったFWロイスだ。アイマール(過去、サラゴサに所属したアルゼンチン人選手。すでに引退)とはサラゴサで一緒にプレーしたかった。

-好きな場所は

サラゴサでは僕に家…いや、(ホームスタジアムの)ラ・ロマレダだ。

-最高の友人は

ロッカールームではグリッポだ。僕に通訳してくれる。僕は(ウエスカFW)岡崎の家から10分のところに住んでいるので、よく一緒に過ごしているよ。また少し前に僕たちは乾とも一緒に食事をした。2人はそれぞれ自分のチームでとてもいいパフォーマンスを見せている素晴らしい日本人選手たちだ。また岳(柴崎)もまたすごい選手だよ。

-サラゴサに来て2カ月時以上経つが、どのように文化に適応しているか

ここに来てから全てが完璧だよ。みんなが僕に対してとても良くしてくれるのは本当。サラゴサにいられてとても幸せだよ。

-スペイン語の授業はどうしている

全てを理解するのは難しいが、言語を学び話すことに取り組んでいる。でも1人で話すのにはまだ時間が必要だと思う。

-なぜスペインでそんなにプレーしたかったのか

小さい頃、僕の夢はずっとスペインでプレーすることだった。今はサラゴサのおかげでそれをかなえることができた。このクラブで素晴らしいことをやりたくて仕方がない。

-日本、ドイツ、イングランド、トルコとプレーしてきたが、スペインの2部リーグがこんなにもハードなものだと想像していたか

僕は簡単な試合など、どの場所にもないと思っている。全ての試合、全てのアウェーゲームをうまくプレーすることは難しい。大事なのはリーグ戦が終わった時、僕たちみんなが満足していることだ。ブンデスリーガやプレミアリーグで違いに気づいたけど、それぞれの国の文化も影響している。

-欧州CLを戦い、さまざまなタイトルを獲得してきたが、30歳になって2部リーグでプレーすることを想像していたか

それを想像したことはなかったが、何が起こるかも分からなかった。それを知ることはできないからね。

-スター選手としてサラゴサに入団し、このシーズン序盤で徐々に調子を落としている。2ゴールを決めているが、先日の試合は腰痛でプレーできなかったが、ここまでのパフォーマンスに満足しているか

僕にとって今はいい状況ではない。ピッチでふたたび自信を取り戻さなければいけないし、改善して自分のレベルを証明するために仕事に励んでいる。自分がやるべきことを分かっているし、サラゴサの人々が僕に満足してくれることを望んでいる。

-ビッグクラブで多くのタイトルを獲得してきたが、サラゴサに入団した時、1部昇格について話すことにためらいはなかったか。それを成し遂げた場合、それはタイトルのようなものになるか

タイトルのようなものかは分からないが、僕はプレーする時いつも、できるだけ上にいられること、そして自分が戦う大会に勝つことを望んでいる。

-サッカーで最高の思い出は何か

ドルトムント時代。2011-12年シーズン、僕たちはリーグ戦をとても悪い形でスタートしたけど、最終的にタイトルを獲得することができた。愛情を持って覚えているよ。

-最悪だったことは

うーん。マンチェスターUからドルトムントに戻った年は大いに苦しんだし、いい時を過ごせなかった。でも最悪だったとも言いたくない。

あなたのアイドルは今、日本でプレーしているイニエスタだけど、彼について一番何が好きか

彼がバルセロナにいた時に対戦したかった。僕は神戸出身なので、彼が今、僕の街のクラブにいるのでとてもうれしいよ。最も好きなのはピッチで全てがとても簡単だと思われることをすること。僕は常に彼のプレーを追っていたし、彼のプレーを見る時はまだ彼から学んでいるよ。

-2010年のW杯決勝で彼のゴールを祝福したか

祝ってはないけどうれしかったよ。彼がハルケ(2009年に他界したエスパニョールのキャプテン)の名前を見せるためにユニホームを脱いだ時、彼がどんな人物なのかが明らかになったね。

-家族はどこにいる

偶然家族の何人かがサラゴサにいるよ。金曜日に来たんだ。僕の母、姉、姉の旦那さんとその赤ちゃんが来ているんだ。

-あなたは家族で唯一のサッカー選手か

うん。みんな、サッカーとは何も関係ないけど、僕はずっとサッカーが好きだった。4~5歳の時にJリーグが創設され、僕はそれを見始めたんだ。サッカー選手になりたかったし、幸運にもそうなることができた。

-小さい時、(漫画の)キャプテン翼を見ていたか

もちろん。

-登場人物で誰が好きだったか

全員好きだったけど、中でも大空翼だね。

-近年、スペインで日本人プレーヤーがブームになっているように思えるけど、久保はRマドリードで成功できると思うか

うん、彼はとても高いレベルを備えているよ。さらにバルセロナの下部組織で過ごしたことがあるのでスペイン語も話せるしね。それが今大いに役立っている。Rマドリードでうまくプレーできると思うよ。彼には大きな未来がある。

-久保について何が一番印象的か

とてもいい条件を備えている。左利きだし、ピッチで非常にインテリジェンスだ。常に適切なタイミングで正しい決断を下している。

-あなたにとっての歴史上最高のアジア人選手は誰か

トットナムの孫興民だ。彼はとても優れた選手だよ。ヨーロッパで何年も輝いている。ブンデスリーガやプレミアリーグ、そして今は特に欧州CLでも活躍しているよ。

-最後に、サラゴサを退団した時、どんなことを思い出したいか

このクラブでプレーした最高の日本人だったということを聞きたい。スペインリーグで素晴らしい日本人だったということを証明したいんだ。1部リーグに乾もいるけど、僕はポジティブなものを思い出せるように素晴らしいことを成し遂げたい。スペインリーグがもっと多くの日本人選手に興味を持って欲しい。

(高橋智行通信員)

最終更新:11/13(水) 15:21
日刊スポーツ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事