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赤字主因のWeWork、孫社長は8月に絶賛「高い成長続く」

11/7(木) 8:23配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): ビジョンファンド事業が1兆円近い赤字となり、7-9月期は14年ぶりの営業赤字に転落したソフトバンクグループ。孫正義社長は6日の決算会見で「私自身の投資判断がまずかった。反省している」と認めざるを得なかった。

ウィーワークの将来性を強調してきたのは孫社長自身。今年8月までは「まだまだ高い成長率が今後5年、10年続いていく」と絶賛していた。

孫社長のウィーワークを巡る発言の推移

■ 2017年8月7日

「最近はアマゾン、ゴールドマン・サックスのような大企業も、続々とウィーワークのプラットフォームの上に乗っている。そのプラットフォームに乗った方が、オフィスのコストも下がるし、コミュニティーの増大によって、仕事の効率も上がるということを、大企業も認識し始めた」

■ 18年2月7日

2月に六本木に開業したのに続き、国内で施設数を増やすと説明。「一気に私は立ち上がると思っている」

■ 18年5月9日

「急激に伸びている。われわれソフトバンク・ビジョン・ファンドの中でも、中核的な会社になると思っている。年平均の成長率が129%」

■ 18年8月6日

「単なる貸しオフィス業ではない。貸しデスク業ではない。一言で言うならばワーキングネットワーク」

「インターネット、AIの企業というのは同じように損益分岐点をいったん突破すると、ユニット利益が黒字である限り、一気に爆発的な利益を出すタイミングが来る」

■ 18年11月5日

AI群戦略の説明で一番初めに年平均成長率113%などと説明。「伸び続けている。伸展している。都市の展開、オフィスの数も急激に増えている」

■ 19年8月7日

「成長真っ盛りの会社。来年も再来年も、その次も、まだまだ高い成長率が今後5年、10年続いていくとみている」

■ 19年11月6日

「私自身の投資判断がまずかった。反省している」

「売り上げは倍々ゲームで連続して伸びていた。良い点を見過ぎていたという反省はしている」

「反省しすぎて萎縮する必要はない。ファンド2、3までいく」

「創業者のガバナンスに対する問題点は基準を設ける」

「救済投資は行わない。投資先の財務は独立採算とする」

関連記事:ソフバンクG社長、 巨額赤字も「萎縮不要」-3号ファンド意欲 (2)

(更新前の記事は19年11月の発言の日付を訂正済みです)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Kazu Hirano

最終更新:11/7(木) 8:38
Bloomberg

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