朝日町の名物、タラ汁のおいしさを子どもたちに知ってもらう「たら汁給食会」が8日、同町朝日中学校であり、全校生徒245人が味わった。
町沿岸漁業連絡協議会(会長・水島洋町漁業協同組合長)が魚食文化の継承を目的に毎年行っている。漁協女性部がタラ120匹をさばき、大鍋で調理した。
生徒たちはランチルームで笹原靖直町長や木村博明教育長らと机を並べ、楽しく会話しながら熱々のタラを口に運んでいた。おかわりをする生徒も多く、大鍋の前に列をつくった。
五十川姫楽さん(2年)は「タラ汁は家でも食べるけど、より魚のだしが出ていておいしい」と笑みを見せていた。
給食会は、あさひ野小学校とさみさと小学校でも行われる。
最終更新:11/23(土) 12:21
北日本新聞
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