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トランプ氏に2.2億円支払い命令 慈善団体の資金流用

11/8(金) 9:55配信

朝日新聞デジタル

 トランプ米大統領が、30年以上にわたり理事長だった慈善団体「トランプ財団」の資金を2016年の大統領選に不正に流用したとして、ニューヨーク州最高裁は7日、トランプ氏に200万ドル(約2億2千万円)の支払いを命じた。

 決定によると、トランプ氏は16年1月、全米最初の党員集会が開かれるアイオワ州で開いたイベントで財団を通じて寄付を集め、この資金が選挙キャンペーンに使用された。慈善団体は決められた用途以外に寄付を使うことを禁じられており、裁判官は受託者としての義務違反だと認定した。

 この問題はニューヨーク州の司法長官が18年6月に提訴。トランプ氏は当初、「薄汚れたニューヨークの民主党」による政治的な提訴だと批判、「和解はしない」と争う姿勢を見せていた。だが、双方が同12月、財団の解散で同意、さらに今年10月にはその大部分について和解していた。

 ジェームズ・同州司法長官は声明で「裁判所の決定は、慈善団体を個人的利益のために悪用しようとする人間に責任を負わせるもので、我々の大きな勝利だ」と述べた。トランプ氏が支払いを命じられた200万ドルは、複数の別の慈善団体に贈られるという。(ニューヨーク=藤原学思)

朝日新聞社

最終更新:11/8(金) 12:30
朝日新聞デジタル

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