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教員間暴力「加害」1人が審査請求 「休職処分は不服」

11/8(金) 21:35配信

朝日新聞デジタル

 神戸市立東須磨小学校の教員間暴力・暴言問題で、加害側の1人とされる30代の男性教諭が、市教育委員会による10月31日付の分限休職処分を不服として、市人事委員会に審査請求したことが関係者への取材でわかった。

 市は一連の問題を受けて市条例を改正。分限休職処分の要件を拡大し、懲戒処分の決定前でも給与支給を止められるようにした。外部有識者らの審査会は、処分が「起訴のおそれがある」などの要件を満たしていないとして「不相当」とする意見を出したが、市教委は処分を強行していた。

 また、体調を崩して欠勤している被害者の男性教員(25)は8日、同僚教諭の暴力や嫌がらせでうつ病を発症したとして、市教委を通じ、地方公務員災害補償基金市支部あてに公務災害(労災)認定を申請した。男性の代理人弁護士によると、通院治療費相当額の給付を求めているという。

 男性教員は2017年度に東須磨小に赴任。まもなく先輩教諭らによる加害行為が始まり、被害の一部を把握した前校長や現校長も有効な手を打てなかった。

 加害側教諭4人については、市教委が正式の懲戒処分を検討しているほか、兵庫県警も暴行容疑などを視野に捜査している。

 基金は男性教員の申し立てを踏まえ、一連の被害が職務に関連したものといえるかなどを検討し、認定の可否を判断する。

朝日新聞社

最終更新:11/8(金) 21:35
朝日新聞デジタル

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