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流選手「体小さくても努力すれば世界と戦える」ふるさと福岡・久留米市を表敬

11/8(金) 18:59配信

毎日新聞

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本代表としてベスト8進出に貢献した流大(ながれゆたか)選手(27)=福岡県久留米市出身、サントリー所属=が8日、同市役所を表敬訪問した。流選手は「日本全体がワンチームとなり、目標のベスト8を達成できた。2023年のW杯(仏大会)に出場し、今大会以上の成績を収められるよう、また精進したい」と語った。

【久留米市役所で拍手で迎えられる流大選手】

 市役所で大勢の職員や市民の出迎えを受け、大久保勉市長からは市スポーツ功績賞の表彰も受けた。流選手は市立牟田山中学校から熊本県立荒尾高校(現岱志(たいし)高校)、帝京大学へと進み、高校時代までは同市で暮らした。小学2年生の頃に知り合いに勧められてラグビーを始め、中学3年生まで同市のラグビーチーム「りんどうヤングラガーズ」に所属。流選手は「ここまでラグビーをできたのも、りんどうでラグビーの楽しさを味わったからで、感謝の気持ちでいっぱい。みんなでボールをつないでトライする瞬間や、パスをすることなど楽しさはいっぱいある。学校を超えて友人もできた」と振り返った。最初はウイングだったが、同チームの山田秀明コーチ(65)に勧められ、小学5年生でスクラムハーフに転向。「ボールをいっぱい触れて面白かった」と言う。

 W杯の開幕戦前日は、プレッシャーから寝ることができなかったという。チームに7人いるリーダーグループの一人で、コーチ陣とこまめにミーティングをし、チームがやるべきことを他の選手に伝え、チームが落ち込んでいる時は率先して声を出して盛り上げることを心がけた。スクラムハーフとして全5試合に先発出場した自身のW杯について「コミュニケーションをとり、パスを配球し続けて、チームのやるべきことをしっかりと理解し、やり続けることができてよかった」と振り返った。

 今後については「来年1月から始まるトップリーグでサントリーの優勝に貢献し、チャンスがあれば海外のチームと契約して、個人の能力を伸ばしながら日本全体のレベルも上げたい」と意気込んだ。

 同市の名物の「大砲ラーメン」が好きで、今回の帰省でも店を訪れた。小さい頃はサッカーと両立し、身長166センチながら幼い時から夢見た世界の舞台で躍動した流選手。子供たちに向けて「体が小さくても努力すれば世界と戦える。チームが一つになれば、どんな目標も達成できる。いろんなスポーツを経験し、ラグビーの楽しさも感じてほしい」とエールを送った。【高芝菜穂子】

最終更新:11/8(金) 19:13
毎日新聞

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