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安東、アベックで全国だ 男子3年ぶり、女子5年ぶりVへ…10日・静岡県中学駅伝号砲

11/9(土) 10:05配信

スポーツ報知

 県中学駅伝は10日、エコパスタジアム周辺コース(男子6区間18・4キロ、女子5区間12・7キロ)で行われる。男女とも各地区を勝ち上がった24校が参加し、V校に全国大会(12月15日・滋賀)の出場権が得られる。男子は中部大会を制した安東が永島優樹、千々岩(ちぢいわ)暁の3年生コンビを中心に、3年ぶりVを狙う。女子も中部で県連覇中の静岡東を破り、優勝するなど好調。5年ぶり頂点を見据える。

 2人の3年生が、チームの鍵を握っている。今年は下級生が多い中、安東の2本柱、千々岩と永島が3年ぶり県の頂点を目指してチームを引っ張る。「全国に行きたい。少しでも、ほかと差をつけて、次の選手にたすきを渡したい」と永島が言えば、千々岩主将は「出来れば、アンカーでゴールテープを切りたい」と、最終6区に立候補。最上級生コンビが全国切符を引き寄せる。

 中部Vの立役者が再び、ヒーローに名乗りを上げる。5区だった千々岩は、19秒差の2位でたすきを受けて力走。逆転しただけでなく、49秒差をつけてアンカーにつなげた。「タイム的にはまだまだ行けた。全国大会で入賞が目標なので、ここで優勝して次につなげたい」。主将が県大会は通過点と位置づけている。

 思い通りに走れなかった地区の分も気合を入れるのが永島だ。2区で区間賞を獲得したものの、「想定タイムより15秒近く遅かった」と反省。夏の大会で3年生が引退した後も、千々岩と2人この駅伝にかけてきた。「努力を無駄にしないように、いい結果を残したい」と、腕をまくった。

 突出したチームが不在で、男子は混戦模様。中部でV争いした吉田、東部1位の富岡、西部上位校の細江、北浜などがライバルとみられる。優勝した3年前と比較して鈴木康弘監督(55)は「試走のタイムは、前回の優勝チームを上回っている」と高評価。「想定通り走れば、十分優勝も狙える」と頂点を見据える。2枚エースを中心に、安東が戦国大会を制する。(塩沢 武士)

 ◆静岡東を撃破の女子もV圏内

 安東の女子も十分、V圏内にいる。前評判の高い御殿場、北浜などと戦力を比較して鈴木監督は、「5位以内が現実的な目標かな」と控えめだが、地区大会に続きアンカー5区での起用が有力な竹下志野(3年)は「県で優勝して男子とアベックで全国出場したい」と力を込めた。

 勢いでは、参加チーム中ナンバー1だ。全国大会で一昨年は3位、昨年は準Vに輝いた静岡東を、中部大会で破って優勝した。5区間中3区間で区間賞をマーク。29秒差をつける快勝劇に竹下は「差をつけて勝てたので自信になってます」と、胸を張った。

 突出した選手はいないが、全員で粘り強い走りが身上。4日に本番の会場となるエコパで、男子とともに試走に参加して最終調整を済ませた。「ベストな走りをしてチームに貢献したい」と、竹下が仲間の思いを代弁。男子だけなく、安東の女子にも目が離せない。

最終更新:11/10(日) 15:16
スポーツ報知

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