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高橋周平選手が手にした“堅守の勲章”にドラゴンズ野球の真髄を見た!

11/8(金) 10:11配信

CBCテレビ

本人にとってはもちろんだが、ファンにとっても嬉しい初受賞となった。中日ドラゴンズの高橋周平選手が、セ・リーグ三塁手部門でゴールデングラブ賞を受賞した。

8年目での初受賞

ゴールデングラブ賞は、1972年(昭和47年)に「ダイヤモンドグラブ賞」として創設された。1985年から「ゴールデングラブ賞」と呼称を替えた、いわゆる「守備のベストナイン」である。ドラゴンズでは、打てなかったが“好守のショート”だったバート・シャーリー選手が創設の年にチームとして初受賞した。高橋周平選手は2019年シーズン、入団8年目にして初めて受賞となったが、今季の守備を見れば受賞は当然だと思う人は多いだろう。

力強い高橋周平の守備

高橋選手の守備は力強い。安定したフィールディングとスローイング、しかし時としてダイナミックである。「抜かれた!」と思った打球を、何度もサードで止めた。野性味もある。
9月14日ナゴヤドーム、大野雄大投手が阪神タイガース相手にノーヒットノーランを達成したゲームでの最後の打球処理が象徴的だ。「あっ!」と思った地を這うような鋭い3塁ライナーを見事にキャッチして、グラブを高々と掲げた。一瞬後、ドームに歓声がこだました。
守備の成長について、高橋選手本人は前年に守った二塁守備の効果を挙げているが、今季からの“主将”という立場も守備の成長に大きく貢献したのだと思う。

竜6選手が受賞した黄金シーズン

ドラゴンズのゴールデングラブ賞を語る時、「2004年」というシーズンが忘れられない。落合博満監督1年目、「守り勝つ野球」確立の原点とも言えるシーズンで、見事にペナントを勝ち取った。この年、ドラゴンズからは実に6人がゴールデングラブ賞を受賞している。9つしかポジションがない野球というスポーツにおいて、チームとしての快挙だと言える。投手・川上憲伸、一塁手・渡辺博幸、二塁手・荒木雅博、遊撃手・井端弘和、外野はアレックス・オチョアと英智、この6選手が受賞したが、ここで特筆すべきは、渡辺・英智両選手であろう。他の選手はレギュラーだったが、この2人は“控え選手”である。落合監督は抑え投手ならぬ「抑え一塁手」「抑え外野手」として起用し、両選手とも期待に応えた。その結果のゴールデングラブ賞受賞はとても嬉しいことだったであろう。

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最終更新:11/28(木) 9:27
CBCテレビ

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