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Trip.comとトリップアドバイザーが戦略的協業へ、新会社も設立、中国市場でブランディングやコンテンツ共有など

11/8(金) 17:31配信

トラベルボイス

トリップ・ドットコム・グループ(旧シートリップ・ドッドコム・インターナショナル/Ctrip)とトリップアドバイザーは、戦略的パートナーシップの締結を発表した。合弁会社の設立し、コンテンツとガバナンスで協定を結ぶことで、グローバルでの協業を拡大する。

まず、トリップ・ドットコム・グループの子会社シートリップ・インベストメント・ホールディングとトリップアドバイザーの子会社トリップアドバイザー・シンガポール・プライベートは合弁会社を設立。トリップ・ドットコムが大株主となり、マーケティングに関する専門的知見を提供していく。一方、トリップアドバイザーは、40%の株式を保有し、中国市場で長期的なブランディングおよびコンテンツへのアクセスを提供していく。

ジョイントベンチャーは「トリップアドバイザー・チャイナ」として運営され、旅行商品も共有する。

また、両社はグローバル・コンテンツ協定も締結。トリップアドバイザーのコンテンツをトリップ・ドットコムのほか、同グループ企業のシートリップ、スカイスキャナー、チューナーへも提供する。

さらに、両社はガバナンス協定も締結。トリップ・ドットコムは、トリップアドバイザー取締役会メンバーのうち一人を任命できる権利を持つことになる。この権利を保持するためには、証券取引所の監督部門の審査が通るまでの一年以内に、トリップ・ドットコムはトリップアドバイザーの株式のうち最大で695万株の株式を取得するか、最大で3億1760万米ドル相当の株式を購入する必要がある。

この株式譲渡については、トリップアドバイザーおよびそのホールディングス株主であるリバティ・トリップアドバイザー。ホールディングス(LTRP)がそれぞれ、トリップ・ドットコム・グループにクラスBの潜在的な取引情報へのアクセス権を付与することで合意している。

今回のパートナーシップ締結は、トリップ・ドットコムにとってはサービスのクオリティを向上させ、グローバルなビジネス展開において重要なもの。また、トリップアドバイザーにとっても、その世界的な地位を強化するものとして位置づけられている。

トリップアドバイザーのステファン・カウファー社長兼CEOは、「トリップ・ドットコムとの戦略的パートナーシップは、トリップアドバイザーのグローバル展開にとって必要なもの。中国人旅行者のアウトバウンド旅行をより意味のあるものにできるだろう。旅行市場を牽引するトリップ・ドットコムは、我々の長期的な目標を達成するうえで、完璧なパートナーだ」とコメント。

一方、トリップ・ドットコム・グループの孫潔(ジェーン・スン)CEOは、「トリップ・ドットコムのユーザーに、トリップアドバイザーのグローバルな旅行商品、そして旅行者から投稿される質の高いレビュー、意見、写真をシームレスに提供できるようになる。間違いなく、ユーザーの旅行体験を高めることができるようになる」と述べている。

トラベルボイス編集部

最終更新:11/8(金) 17:31
トラベルボイス

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