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暗殺2日前のパーフェクト演技…「いたずら」の決定的瞬間映像を入手

11/8(金) 12:05配信

FNN.jpプライムオンライン

2017年2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の兄・金正男氏が暗殺された。実行犯として逮捕されたインドネシア人のシティ・アイシャ元被告とベトナム人のドアン・ティ・フオン元受刑者は、終始一貫して「いたずら動画の撮影と思っていた」と無罪を主張してきた。しかし本当にそのような動機で、実際に暗殺を行うことができるものなのだろうか。

【画像】暗殺実行2日前の「いたずら動画」撮影最終練習の様子が明確にカメラに残っていた

FNNは今回、彼女たちの主張を裏付ける新たな動画を入手した。

FNNが入手したのは犯行2日前にクアラルンプール国際空港KLIA2で行われたドアン・ティ・フオン元受刑者による「いたずら動画」撮影の一部始終の映像だ。この映像には北朝鮮工作員「ミスターY」の指示のもと、金正男氏を暗殺するときと全く同じ方法で「いたずら」をするフオンさんの姿が捉えられていた。

新映像を分析すると・・・

動画が撮影されたのは2017年2月11日、場所は事件現場と同じクアラルンプール国際空港KLIA2の3階「出発ロビー」付近だ。

映像には黒いリュックサックを背中に背負ったショートパンツ姿の男性と、水色のスーツケースを持った女性が、出発ロビーに向かって歩く様子が映し出されている。その数秒後、後ろから手を入念にこすりながら2人に接近する女が現れる。これがフオン元受刑者だった。

フオンさんは小走りで男性に背後から近づき、両手をめいっぱい伸ばして男性の顔を後ろから覆った。フオンは2秒近くも男性の顔に触り続けていた。

突然、顔を触られた男性は振り返ってフオンを見た。彼女はすぐに男性に謝罪し、小走りでその場を立ち去った。

監視カメラは正面からの様子も捉えていた。
隣の建物から出発ロビーに歩いて向かう2人の男女。後ろから近づくフオンさん。次の瞬間、後ろから両手を目一杯伸ばして、男性の顔をしっかりと覆った。突然の出来事に男性は思わず前かがみになったものの、フオンさんは2秒近く顔に手を付けたまま離そうとしなかった。

男性はとっさにフオンさんの方を振り返った。そこで彼女は前かがみになって謝り、小走りで男性たちとは逆方向に立ち去っていった。


フオンさんの手にはミスターYから液体がつけられていた。映像には、顔に液体を塗りつけられたとみられる男性が、不快そうに手で顔を拭っている様子も捉えられていた。

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最終更新:11/8(金) 12:05
FNN.jpプライムオンライン

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