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FPがオススメする、子どもと読みたい「お金と仕事を考える本3選」

2019/11/8(金) 12:30配信

MONEY PLUS

歯みがきつくって億万長者
作:ジーン・メリル 訳:岡本さゆり 絵:平野恵理子 (偕成社)

外国のストーリーです。偕成社のサイトによるとこの「歯みがきつくって億万長者」はアメリカで20年以上読まれ続けているそうです。

主人公は、12歳の男の子ルーファス。この子が手作りの歯みがきを売り出すというストーリー展開です。そして、大人の助言を受けながらあっという間に億万長者になってしまいます。まさにアメリカンドリームのように思えてしまいますが、じつはどうなのでしょうか。ルーファスはお金持ちになりたいわけではなかったようです。

この本の対象年齢はルーファスと歳が近い11歳から12歳くらいからがちょうどよさそうです。そして、「やさしくわかる経済の話」とあるサブタイトルのように、楽しく経済のしくみについても学ぶことができると思います。

本当のお金持ちとは何かを考える

各家庭にそれぞれ教育方針があるように、親には子育てに対する哲学みたいなものがあるのではないかと思います。子どもには、モノの大切さやお金の尊さを知ってもらいたいものです。そして、ときには親にだって自分自身の人生や仕事について考える時間も必要です。

日本の家庭ではお金の話をオープンにしないところも多いようですが、小学高学年くらいから、少しずつ子どもに話していけるようになってほしいです。

12歳で100万円ためました!
作:キムソンヒ 訳:桑畑優香 絵:はまのゆか (株式会社インフォバーン)

これぞ「金銭教育の家庭版」だと太鼓判を押したいくらい、私が影響を受けた韓国の本です。お金の教育はもちろんなのですが、世間や周りに流されてぶれがちな親こそ読んでおきたい本だと思います。

主人公は、エダミという女の子。お金の大切さも、貧しいクラスメートのために自分の牛乳をあげるエダミの優しさ、ママの友だちが家に来た時にアイスコーヒーを1杯100円で売り、それに怒ったその友だちにママが言い放った子どもを信じる言葉、そして、親の仕事のことまで、様々な場面で考えさせられるストーリーになっています。

対象は小学4年生からおすすめですが、低学年なら親が読んであげてもいいと思います。新品の書籍は手に入らないので中古や図書館を利用してぜひ読んでみてください。

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最終更新:2019/11/8(金) 12:30
MONEY PLUS

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