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極寒のノルウェー北部、ロシアとNATOが北極圏巡り火花

11/8(金) 16:19配信

ロイター

ノルウェー北部、冬の穏やかな日差しのもと、迷彩服と白いズボンを身に着けた米海兵隊が、極寒の中で戦う訓練を行っている。数百キロ先は、ロシア北方艦隊の拠点だ。

<字幕本編>
米海兵隊が、凍てつく気温のノルウェー北部で訓練中。
北大西洋条約機構(NATO)とロシアが、北極圏の駐留規模を拡大している中、米海兵隊650人が、NATOに加盟するノルウェー軍兵士3000人と共同軍事演習を行った。
ノルウェー国境警備隊のヨルゲン・オース氏がロシア国境を指差しながら言った。
「ロシアはあの方向だが、もっと北だ」
わずか数百キロ先のコラ半島では、ロシアの北方艦隊が近代化を進めている。ノルウェーメディアが報じた情報筋の話では、ロシアも最近、北大西洋で潜水艦を使った大規模演習を行ったという。
「ロシアを24時間、365日体制で監視している。これがシェンゲン圏外との境界だからだ」
国境の街キルケネスは30年にわたり、ロシアとの協力関係を築いてきた。そのキルケネスだけでなく、ノルウェー全体が動揺している。
住民はビザなしで国境を越えることが可能。ロシアで安いガソリンを買えるのは素晴らしいと話す。
そして多くのロシア人が、仕事のために国境を越えた。
現地自治体の首長は、キルケネスを「ノルウェーにあるロシア」と呼ぶ。
キルケネスの属するセル・バランゲル基礎自治体の首長、ルネ・ラファエルセン氏
「私は国境沿いに戦車や大砲、武器がもっと必要だと叫んだりしないが、軍に何が必要か、ノルウェー政府の考えを尊重する。ただもちろん、緊迫していないのが一番だ」
ロシアは、米海兵隊のノルウェー駐留を非難。安全保障上の挑戦とみなしている。
ただ、ロシアが2014年にクリミアを併合して以来、ノルウェー政府はロシアの意図を懸念している。

最終更新:11/8(金) 16:19
ロイター

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