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ハンセン病家族補償、相談ダイヤル設置へ 衆院厚労委が2法案採決

11/8(金) 19:31配信

西日本新聞

 厚生労働省は8日の衆院厚生労働委員会で、ハンセン病元患者家族の補償に向けた相談専用ダイヤルを設けることを明らかにした。差別を恐れている家族が名乗り出やすい体制を整備する。厚労委は同日、元患者家族に関する2法案を委員長提案で国会提出することを全会一致で決めた。

 専用ダイヤルは、同省ホームページ(HP)やリーフレットで周知する。申請書は、HPや全国13カ所のハンセン病療養所、地方自治体で手に入れられる仕組みを検討する。

 国は対象家族を2万4千人と推計するが、実数は把握できていない。このため療養所の入所者に呼び掛けるほか、既に退所した人や国の給与金を受け取っている元患者に印刷物を送ることも検討している。

 この日の厚労委では、療養所の医師が定員146人に対し、5月時点で35人の欠員が出ていることも報告された。2法案は12日の衆院本会議を通過し、15日の参院本会議で可決、成立する見通し。加藤勝信厚労相は「法案の円滑な施行に向けて万全の体制で取り組む」と述べた。(一瀬圭司)

西日本新聞社

最終更新:11/8(金) 19:39
西日本新聞

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