ここから本文です

【インタビュー】Bリーグ初の2年連続MVPへ…大塚裕土、地元オールスター出場への道

11/8(金) 18:25配信

バスケットボールキング

Bリーグ4年目が開幕して早1カ月。11月1日からは2020年1月18日に開催される「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020 IN HOKKAIDO」のファン投票がスタートしている。今シーズンはどんな顔ぶれが北海道の地で華麗なプレーを見せてくれるのか――。徐々に期待が膨らむ中、虎視眈々と意欲を燃やす選手がいる。川崎ブレイブサンダースの大塚裕土だ。今年開催されたオールスターでは計6本の3ポイントを沈めてMVPを獲得した大塚だが、来年のオールスターはまだ出場できるという保証はない。北海道名寄市出身でもあるリーグ屈指のイケメンシューターが、地元でのオールスター出場、リーグ初となる2年連続MVPへ向けどんな青写真を描いているのか、話を聞いた。

インタビュー・文=小沼克年
写真=小沼克年、B.LEAGUE

地元での祭典、今回の方が出たい気持ちが強い

――チームは現在9勝3敗で中地区首位。開幕から好調をキープしていますが、ここまでのご自身の出来はいかがですか?
大塚 単純にもっとできるんじゃないかなと思っています。ディフェンス面の手応えはありますけど、オフェンスは3ポイントとフリースローの確率を上げていきたいです。あとは、もうちょっとアシストの数も増やしてニック(ファジーカス)や(ジョーダン)ヒースに得点を取らせてあげることができれば、オフェンスもさらに機能すると思います。

――オフェンスでの役割は主にアウトサイドからの得点だと思いますが、アシストも意識しているのですね。
大塚 川崎のオフェンスはピック&ロールを使うことが多いですし、ズレを作って相手を抜いたとしてもそのあとの技術がないとうまくいかないので意識していますね。

――ディフェンスに関しては、オフシーズンに取り組んできた成果が出ているという印象ですか?
大塚 そうですね。チームとしてもそうですけど、僕自身としても昨シーズンよりディフェンスの意識が強くなりましたし、足も動くようになったので非常に手応えがあります。

――今季のレギュラーシーズンも約1カ月が過ぎ、11月1日からは「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020 IN HOKKAIDO」のファン投票がスタートしました。大塚選手は2018年から2年連続で出場していますね。
大塚 熊本開催の時は最後の1人を決めるSNS投票での選出だったので、正直、選ばれただけで満足していました。でも、今年のオールスターはスタメンで出れるファン投票での出場、MVPも受賞できたのでとても嬉しかったですね。

――その富山で開催されたオールスターでは24得点の活躍を見せました。MVPは最初から狙っていたのですか?
大塚 いや、全く狙ってなかったですよ。熊本の時に3ポイントを1本も決められなかったので、前回はまず決めることを第一目標にしていたんです。でも前半で2点しか取れていなかったので、ハーフタイムの時にめちゃくちゃ焦ってて……(苦笑)。狙える状況ではなかったです。

――でも、第3クォーターでは1人で6本の3ポイントを沈めて20得点をマークしました。ハーフタイムにチームメートから何か声をかけられたのですか?
大塚 チームメートからは特になかったですけど、千葉ジェッツの大野(篤史)さん(B.WHITEヘッドコーチ)が僕に3ポイントを打たせるシチュエーションをボードに書いてくれたんです。「このプレーでまず1本決めよう」という指示があったので、絶対に決めなきゃなという思いはありましたね。でも指示があったのはその1本だけでしたし、そのあとも僕にボールを集めるという感じではなかったので、流れの中でああいう結果になりました。

――MVP獲得の裏にはそんなエピソードがあったのですね。
大塚 チームメートもそうですけど、きっかけは大野さんの指示からなのでとても感謝していますし、試合が終わったらすぐに「ありがとうございました」と伝えました。

――ちなみに、MVPの賞金100万円の使い道は?
大塚 みんなの分を払ったわけではないですけど、オフの時期に富樫(勇樹)と田口(成浩/ともに千葉)、あと家族全員でハワイに行きました。元々は僕が富樫に「お前がMVP取ったらタダで連れてけよ」と言ってたんですけど、結果的に逆になりましたね。

1/2ページ

最終更新:11/9(土) 9:19
バスケットボールキング

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事