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決勝まで3連続KO勝利の「ノビサド」が3x3クラブの頂点に

11/8(金) 18:34配信

バスケットボールキング

やっぱり強かったノビサド。通算4度目の戴冠

 東京オリンピックの前哨戦と言っていいだろう。3x3クラブ世界一を決める、「FIBA 3x3 World Tour Utsunomiya Final 2019」が、11月2日と3日の2日間にわたって、栃木県宇都宮市にある二荒山神社参道のバンバひろばで開催された。日本にFinalがやってきたことは、2014年にゼビオアリーナ仙台で開かれて以来、2度目となる。

 3x3の男子主要大会をおさらいすると、大きく2つ。国別対抗戦となる「FIBA 3x3 World Cup(以下W杯)」と、クラブ対抗戦となる「FIBA 3x3 World Tour(以下WT)」である。Utsunomiya Finalは、後者のWTという世界各地を転戦するツアー大会の最終決戦地で行われる大会であり、シーズンチャンピオンが生まれる唯一の舞台だ。FIBAが定める大会の格付け(グレード)は10段階ある中で最も高く、今季は11戦あったMastersという大会の優勝チームを含むシーズン上位12チームが集結。過去3年間、Mastersが行われた日本の歴史的なベニューで、熱戦が繰り広げられた。

 今大会は12チームが3チームずつ4つのプールに振り分けられて予選を実施。上位2チームが2日目へ進出するレギュレーションの下、Mastersのシーズンランキング1位のリマン(セルビア)や、2位のリーガ・ゲットー(ラトビア)、昨季の覇者であるノビサド(セルビア)も延長戦の末に辛くも白星をもぎとり、1勝1敗で予選を2位通過した。

 そして一発勝負の決勝トーナメントでは、前日に苦しんだノビサドが、準々決勝から決勝まで3ゲーム連続で21点先取のノックアウト勝利を飾って、ファイナル連覇を達成した。通算では実に4度目(2014、2015、2018、2019)の戴冠。“3x3世界最強”と評されるチームは、改めてその真価を証明した。

 昨シーズンの彼らはMastersで5度の制覇から、Finalを優勝で締めくくるまで32戦無敗という大記録を打ち立てたが、今シーズンのMasters優勝は2度に留まり、Utsunomiyaでも初日はターンオーバーが目立ち、リズムに乗れない姿があった。しかし翌日は終始、見違えるような高い集中力でゲームにフォーカスして、攻守に他を圧倒。決勝では予選で敗れたプリンストン(アメリカ)を中盤に突き放して、21-17で見事にリベンジを果たした。Final MVPに選出されたタマス・イヴォセフは「最終的には自分たちが"勝者"だということを見せられた」と、王者として堂々と胸を張った。

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最終更新:11/8(金) 19:00
バスケットボールキング

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