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海岸が「氷の卵」でびっしり 珍しい自然現象=フィンランド

11/8(金) 18:14配信

BBC News

これも異常気象の影響?  フィンランドのとある海岸を、卵形の氷の塊がびっしりと埋め尽くし、人々を驚かせている。

この「氷卵」が出現したのは、フィンランドとスウェーデンに挟まれたボスニア湾にあるハイルオト島の海岸。

専門家によると、小さな氷のかけらが風と海水を受けて転がることで形成されるという。この現象はまれにしか起こらないとされる。

■「見たことない景観」

ハイルオト島にほど近いオウル市の住民で、この珍しい自然現象を写真に収めたリスト・マッティラ氏はBBCに、これまで見たことのない景観だったと話した。

「妻と一緒に(ハイルオト島の)マルヤニエミ海岸にいた。天気がよく、気温は零下1度くらいで、風がかなり強い日だった」

「そこでこの驚くべき現象に遭遇した。海岸の水際に、雪と氷の卵があった」

「氷の卵」はボスニア湾(Gulf of Bothnia)にあるハイルオト島(Hailuoto)の海岸を埋めた

■サッカーボール大も

マッティラ氏によると、氷の卵は約30メートルにわたって海岸沿いを埋めていた。もっとも小さいのは鶏卵ほどで、最大のものはサッカーボールくらいのサイズだったという。

「驚異的な景観だった。このへんで25年間暮らしているが、あんなのは一度も見たことがなかった」とマッティラ氏は言う。

「ちょうどカメラを持っていたから、この珍しい眺めを後世に記録しておこうと決めた」

BBCの気象情報の専門家ジョージ・グッドフェロー氏によると、氷がボール状になるには、冷えた空気とやや強めの風が必要だという。

「一般的には、大きな氷床が波で削られるうちに丸くなってボール状になる。その表面で海水が凍ると、より滑らかになる。それが風に吹かれるか波で打ち上げられるかして、海岸で積み重なっていく」

■ロシア、アメリカでも

今回と似た光景は、ロシアのシベリア地方や、アメリカのミシガン湖でも見られてきた。

2016年にはシベリア地方ヌイダの海岸線を18キロにわたって、大型の氷の球が埋め尽くした。大きさはテニスボールほどから直径1メートルに及ぶものまでさまざまだった。

(英語記事 Beach in Finland covered in rare 'ice eggs')

(c) BBC News

最終更新:11/8(金) 18:14
BBC News

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