【ベルリン共同】東西冷戦の象徴だったベルリンの壁が1989年に崩壊して9日で30年を迎えた。ベルリンではドイツのメルケル首相が記念式典に出席。当時を振り返り、人々を分断する壁がどれだけ高くても「打ち破れる」ことを示したと訴えた。壁崩壊は89年末の冷戦終結宣言や90年の東西ドイツ統一につながる歴史の転機となったが、同国では反移民・難民の排外主義が台頭し新たな分断が拡大、東西の格差が残るなど問題が山積している。
ベルリンでは9日、メルケル氏が壁の跡地を訪問した。
最終更新:11/9(土) 21:51
共同通信
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