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【F東京】健太監督ガッツ!ガッツ! アウェー8連戦を3連勝で締め再奪首

11/10(日) 7:04配信

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第31節 磐田0―1F東京(9日・ヤマハ)

 F東京は磐田を1―0で下し、3連勝で4試合ぶりに首位へ返り咲いた。ラグビーW杯開催で本拠・味スタを離れてのアウェー8連戦を4勝2分け2敗と健闘。悲願の初Vへラストスパートに入った。横浜MはFW仲川輝人(27)の1得点1アシストなどで札幌を4―2で下し2位に浮上、自力優勝の可能性が復活した。前節首位の鹿島は川崎に0―2で敗れ3位に後退。

 笛が鳴る最後の1秒まで走りきった。真夏の8月から始まったF東京のアウェー8連戦。3連勝で締めくくり、主将のMF東は日本代表MF橋本とピッチで抱き合った。長谷川健太監督(54)もベンチで2度ガッツポーズ。「選手が本当に気持ちを出して頑張ってくれた。誇りに思います」と健闘をたたえた。

 残留争いの渦中にいる磐田との試合は肉弾戦になった。後半6分、橋本からのロングボールに走り込んだ日本代表DF室屋が、ペナルティーエリア内で相手MFに倒されPKを獲得。FWディエゴオリベイラが右足で決めた。終盤の猛攻を振り切り、1点を守った。

 J史上初の敵地8連戦を終え、指揮官は「非常にタフな試合が続いた。移動もあるので、日程的に間隔が短く感じられた」と振り返った。並行して代表活動にFW永井、橋本、室屋、DF渡辺、FWナ・サンホの5人が招集された。それでも、コンディションの考慮が理由で先発を外れたのは、8月の札幌戦の室屋と10月の神戸戦の永井のみ。いずれも次節では先発復帰した。

 過酷日程にも屈しなかったのは、ピッチに立つまでの準備を徹底してきたから。チームは体の正しい使い方を身につけるトレーニングを、練習前後にトレーナーと任意で行っている。今季初めの参加率は7割程度だったが、けが予防にもなるとDF森重、東が中心となって声をかけ、今ではほぼ全員が参加している。「体づくりに取り組んできて、1年間を戦う体の準備ができている。それも含めてチームの力だと思う」と森重。就任当初の18年は「選手の体調不良や発熱、けがが多くて…」(長谷川監督)。現在は全員が自覚を持って管理し、質の高いトレーニングを積めている。

 次節23日の湘南戦では、ラグビーW杯で盛り上がった味スタへ帰還する。「首位で戻ってくるのが目標だった。身が引き締まる思いでワクワクする」と橋本。約3か月ぶりのホームで、強く、成長した姿を見せる。(小又 風花)

 ◆Jリーグのアウェー戦 Jリーグ規約では「同一大会でアウェイゲームが3試合以上が連続しないこと。(J3を除く・第4章第3節第55条〈3〉)」と記されている。今季はラグビーW杯開催により、本拠地が使用できないことによる特例措置がされた。20年東京五輪でも同様の措置がされる予定。F東京の8連戦のほか、J3北九州と熊本が4連戦、3連戦はJ2山形、東京Vなど。J2甲府はスタジアム改修のため、J2金沢などの降雪地域のため連戦が認められた。

最終更新:11/11(月) 8:41
スポーツ報知

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