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「助けます」を意思表示 小学生の優しさが生んだ『逆ヘルプマーク』“大好きなお兄ちゃんを助けてくれる人への恩返し...“

11/9(土) 12:05配信

MBSニュース

東京都が考えた「ヘルプマーク」。これは外見ではわかりにくい障がいがある人や、お腹が膨らむ前の初期の妊婦さんなど、配慮を必要としていることを周りの人にさりげなく伝える手段として考案されたもので、赤い札に白い十字架とハートが描かれている。この「ヘルプマーク」をヒントに、静岡県に住む心優しい小学生たちが「逆ヘルプマーク」というものを考えた。この小学生に考案のきっかけなど話を聞きに行った。

「逆ヘルプマーク」作った4人の小学生

富士山を北東方向に臨む静岡市清水区。この街に県内ではちょっと名の知れた小学生がいた。静岡市立清水有度第二小学校6年生の千葉さゆりさん、米田海乃梨(みのり)さん、小川啓介君、山本康太君の4人組だ。テレビ出演は3回目だという4人。有名になったきっかけは、このチームで考えた『絵』にあるという。

見せてくれた紙に描かれた2種類のマーク。一つは、今から7年前に東京都が考案した赤色がベースの「ヘルプマーク」。外見ではわかりにくい障がいがある人やお腹が膨らむ前の初期の妊婦さんなど、周りの人に配慮を必要としていることを知らせるマークとして、現在ほとんどの道府県で認知されている。

しかし、もう一つのマークはデザインは似ているが、そのベースは緑色…?静岡だけに、お茶に関係があるのか?このマークは、何という名前か聞いてみると…

「『逆ヘルプマーク』です。助けたいのに意思表示ができない、しにくいから、それを改善するために『助けますよ』という意思表示をするマークです。」(チームのリーダー 米田海乃梨さん)
「ユニバーサルデザインのことについてみんなで考えようってなったんですよ。その後に海乃梨さんがこの『逆ヘルプマーク』について提案してくれて、こういう感じで発展していったよね。」(小川啓介君)

リーダー海乃梨さんが提案した『逆ヘルプマーク』。実は彼女には、このマークを作りたかった理由がある。

発想は日常から…「恩返しがしたい」

海乃梨さんの自宅にお邪魔すると、兄弟を紹介してくれた。

「お兄ちゃんの豊祝(とよのり)です。」(海乃梨さん)

海乃梨さん(12)の3歳上の兄・豊祝さん。先日、15歳の誕生日を迎えた。9歳の時に、国が難病に指定する先天性の病気「ムコ多糖症III型」と診断された。進行性の病で、豊祝さんの場合は脳の前頭葉と側頭葉が萎縮していくのだという。

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最終更新:11/9(土) 12:05
MBSニュース

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