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地対空誘導弾の発射準備も 陸自、奄美で実動訓練公開

11/9(土) 13:10配信

南海日日新聞

 九州・沖縄全域で行われている陸上自衛隊の大規模演習「鎮西演習」で、第2高射特科団(飯塚駐屯地)は8日、鹿児島県奄美市笠利町で実施している「対空戦闘訓練」の一部を報道陣に公開した。正体不明の航空機等が接近してきたことを想定し、自走式の近距離地対空ミサイル(近SAM)などを使い、探知から攻撃まで一連の動きを公開した。

 訓練は、島しょ防衛で重要となる遠方からの移動・展開を訓練する「協同転地演習」も兼ねており、2日から奄美入りしている第5高射特科中隊(北海道)、高射教導隊(千葉県)と、奄美駐屯地(奄美市)の高射中隊の約50人、車両約30台が参加。

 旧奄美空港滑走路には、相手から身を隠すために草のような網で偽装されて隠された装備品が配置された。装備品の解説に続いて、航空機が接近してきたとの設定で訓練が開始。対空監視レーダで探知し、近SAMや奄美大島に配備されている中距離地対空ミサイル(中SAM)を使い、発射準備をする様子が見られた。

 第5高射特科中隊長の平澤大介3佐(40)は「島しょ侵攻の際、あらゆる事態に対処する能力を身に付けることを陸上自衛隊は目的としている。今回の訓練では対空戦闘において3部隊それぞれの連携が取れた。引き続き、任務を全うできるよう練度の維持、向上に努めたい」と話した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:11/9(土) 13:10
南海日日新聞

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