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押収エアガン、大人でも痕残る威力 福岡の1歳児虐待

11/9(土) 10:02配信

西日本新聞

 福岡県田川市で1歳の三男にエアガンを連射してけがを負わせたとして両親が逮捕された事件で、県警が自宅から複数押収したライフル型エアガンは、大人の体に被弾の痕を残す威力を持つことが8日、捜査関係者への取材で分かった。三男の体からもかさぶた状の傷が見つかっており、幼児が撃てないような本格的なものだという。

【写真】逮捕された常慶雅則、藍両容疑者の自宅の集合住宅に集まった報道陣ら

 逮捕されたのは、自営業常慶(じょうけい)雅則容疑者(24)と妻の無職藍容疑者(24)。昨年11月下旬ごろ、自宅で、三男唯雅(ゆいが)ちゃん=当時(1)=にエアガンを発射してプラスチック製BB弾を多数命中させ、けがを負わせた疑いが持たれている。ともに容疑を否認している。

 捜査関係者によると、犯行に使われたとみられるエアガンの威力を検証するために試し撃ちをした結果、大人の体に赤く腫れた痕が残ったという。

 捜査関係者によると、雅則容疑者は「長男が撃った」と説明しているが、エアガンの重さは1~5キロほどあり、形状や威力などから、県警は幼児が引き金を引くのは困難とみている。

 両容疑者は事件当時、長男(3)、唯雅ちゃん、長女(3カ月)の5人暮らし。県警によると、唯雅ちゃんは昨年12月、「息をしていない」との119番で自宅から病院に搬送され、死亡が確認された。死因は肺炎。全身に点状の皮下出血があったという。 (木村知寛)

西日本新聞社

最終更新:11/9(土) 10:02
西日本新聞

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