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小倉隆史ら“四中工三羽烏”の同期・伊室監督が初の選手権切符 「負けたら僕の責任」名将・樋口監督からバトン

11/9(土) 21:58配信

中日スポーツ

 第98回全国高校サッカー選手権三重県大会の決勝が9日、鈴鹿市のスポーツの杜鈴鹿であり、四日市中央工が3ー2で海星を下し、2年連続34回目の選手権出場を決めた。昨季の選手権を最後に退任した熟練指導者の樋口士郎前監督(60)からバトンを引き継いだ伊室陽介監督(46)が新人指揮官の苦難を乗り越えて、チームを全国の舞台に押し上げた。

 全国大会出場を決める試合終了の笛を聞いても、四中工の選手は喜びを爆発させる感じではなく、安堵(あんど)の入り交じる複雑な笑顔を浮かべた。

 開始早々のPKによる先制点などで3ー0とリードして折り返したが、後半は形勢逆転。1点差に詰め寄られ、冷や汗をかいた。そんな展開にも伊室監督は「サッカーとはこういうものだ。一発勝負では追っかける方が強い。ただ、逃げ切れたことは選手の成長だ」とたたえた。

 小倉隆史(現FC伊勢志摩理事長)、中西永輔、中田一三の“四中工三羽烏”を同期にもつ。新人指揮官としてまだ11カ月。9年前から樋口前監督をサポートしてきたとはいえ、選手権準優勝に導き、浅野(セルビア・パルチザン)、坪井(山口)といった日本代表選手を育てた名将の後を継ぐ重圧は計り知れない。

 「プレッシャーを言い出したら切りがない。僕らの精神安定剤は日々の練習。どれだけへとへとになるまで追い込めたか。負けたら僕の責任。そう選手に言って、ここまできた」と全国までの道のりを振り返った。

最終更新:11/9(土) 21:58
中日スポーツ

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