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キリコ組み立て

11/9(土) 14:23配信

北國新聞社

 天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」で、祝賀パレードに出演する輪島市と能登町のキリコ計4基が9日午前、皇居外苑(がいえん)(東京都千代田区)で組み立てられた。都心はさわやかな秋晴れとなる中、石川県内から駆け付けた担ぎ手らは「一生に一度あるかないかの名誉」と気持ちを高ぶらせた。午後のパレードで外苑の内堀通りを練り歩き、新時代の到来をことほぐ。

 両自治体のキリコは午前9時半ごろ、トラックで運び込まれ、担ぎ手らが声を掛けながら手際よく組み上げていった。キリコにカメラを向ける通行人の姿も多く見られた。

 輪島市からは市が所有する高さ5メートルの総漆塗りキリコと慶塚漆器工房の高さ約6メートルのキリコ、能登町は彌(いや)榮(さか)太鼓保存会が所有する高さ約7メートルのキリコと四明(しあけ)ケ(が)丘(おか)町内会の高さ約4メートルの子供ギリコが出演する。

 輪島市は輪島キリコ太鼓保存会、東京輪島会の会員ら60人が参加し、能登町は彌榮太鼓保存会や地元の八坂神社奉賛会のメンバーら65人がキリコを担ぐ。

 輪島高洲太鼓に所属し、パレードで囃子方(はやしかた)として参加する山田満佐博さん(51)は「伝統芸能が栄える幸せな時代を願い、パレードを歩きたい」と出番を心待ちにした。彌榮太鼓保存会の本谷順一会長(56)は「力いっぱい担いで、能登の熱い思いを届けたい」と語った。

 国民祭典は超党派の国会議員連盟などが主催する。パレードに引き続いて行われる祝賀式典の大田楽で「山代わざおぎ」(加賀市)が出演する。

北國新聞社

最終更新:11/9(土) 14:23
北國新聞社

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