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さざれ石に注目

11/9(土) 14:23配信

北國新聞社

 羽咋市滝谷町の日蓮(にちれん)宗本山妙成寺(みょうじょうじ)で、国歌「君が代」に詠まれている「さざれ石」が参拝者の関心を集めている。天皇陛下の「即位の礼」で皇室への注目が集まる中、同じ石が皇室に献上されているとして、寺では境内にある陛下ゆかりの「若松」と合わせ、時流にあった見所としてアピールしている。

 さざれ石は、日蓮宗総本山身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)(山梨県)の藤井日光第91世法主が1973(昭和48)年に妙成寺の第63世貫首として入寺した後の昭和50年代に、君が代の由来となった岐阜県揖斐川町春日の産地から石を譲り受けたとされる。

 さざれ石は小石が長い歳月を経て集まり、岩のようになった石で、寺では団結や繁栄、平和の永続を願う石として境内に入ってすぐの場所に置かれている。君が代の「巌となりて苔(こけ)のむすまで」の歌詞の通り、コケがむす状態となっており、参拝者が石や案内板に見入ったり、記念写真を撮影したりしている。

 境内には75年8月26日、浩宮さま(現天皇陛下)が学習院高等科地理研究会の「能登、加賀」夏季研修に参加された際、妙成寺を訪問したのを記念して植えられた「若松」があり、天皇陛下ゆかりの松として、親しまれている。大森教生執事は「国家の安寧と繁栄を願う気持ちで、ぜひ見に来ていただきたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:11/9(土) 14:23
北國新聞社

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