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柔道の朝比奈沙羅、独協医大医学部AO入試に合格

11/9(土) 8:00配信

日刊スポーツ

20年東京五輪代表と医師を目指す、柔道の18年世界選手権女子78キロ超級金メダルの朝比奈沙羅(23=パーク24)が、独協医大医学部医学科のAO入試に合格したことが8日、分かった。世界で活躍する国内の現役トップアスリートで、医学部に入学するのは極めて異例だ。

【写真】イメチェン前 黒髪ゆるふわパーマの朝比奈沙羅

複数の関係者によると、朝比奈は先月30日、同大に合格した。英語の小論文や適性試験などの1次試験と2次試験を経て、合格者5人の狭き門を突破した。

医師の両親を持ち、幼少期からの夢が五輪金メダルと医師だった。進学校の東京・渋谷教育渋谷高3年時に柔道の強豪東海大を受験。医学部は不合格となり、一般受験で体育学部に入学した。文武両道の先駆者を目指し、「二刀流」を貫くことで柔道と医療関係者から批判の声もあったが、夢をかなえるための強い決意を胸に、大学入学後も独自の道を歩み続けた。

大学4年の昨春から日本代表の国内外の遠征などと並行して、1日2時間の勉強のほか、医学部進学予備校に週2日通った。昨年から大学卒業見込み者に受験資格がある国公立、私大医学部の学士編入試験とAO入試を受験していたが、合格には至らなかった。

三度目の正直となった今年、医学部の合格通知を初めて手にした。来年4月からはパーク24に所属しながら医学生となる。練習しながら大学に通い、東京五輪代表を狙う。23歳の柔道家にとって、合格通知は五輪選考会を兼ねるグランドスラム大阪大会(22~24日)の追い風になりそうだ。

◆医師への道 大学の医学部で6年間の教育を受け、医師国家試験に合格し、さらに2年以上研修医として経験を積む必要がある。国家試験の合格率は90%だが、大学の入学試験が難関で偏差値は65を超える学校が多い。倍率も高く、私大では20~30倍の狭き門となっている。私大は学費も高額で、6年間で2000万~4000万円程度が必要とされる。ラグビー日本代表WTBの福岡堅樹も現役引退後に医師を目指している。

◆朝比奈沙羅(あさひな・さら)1996年(平8)10月22日、東京都生まれ。7歳で柔道を始める。東京・渋谷教育渋谷高-東海大-パーク24。13年講道館杯から女子初の4連覇。17年世界無差別選手権制覇。18年世界選手権金メダル。19年同銅メダル。東京五輪での現役引退を表明。右組み。世界ランキング5位。得意技は払い腰。趣味はヒップホップダンス。176センチ、135キロ。

最終更新:11/9(土) 15:19
日刊スポーツ

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