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トランプ大統領、関税撤回での米中合意を否定-期待に水を差す

11/9(土) 0:18配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): トランプ米大統領は中国に対する関税を完全に撤回することに、米国は同意していないと述べた。米中貿易合意をまとめるために米国が関税で譲歩するとの期待は、この発言で薄れた。

大統領は8日、記者団に対し「中国は撤回を望むだろうが、私は何にも同意していない」と説明し、「中国は関税の撤回を望むだろうが、完全な撤回ではない。私がそれには応じないことを中国は知っているからだ」と述べた。

トランプ大統領の発言を受け、米国債は上昇、米国株は下落した。高まっていた米中合意への楽観が後退した。

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は前日、米中両国が「第1段階の合意に至れば、関税の合意・譲許もあるだろう」と語った。

大統領はこの日、米国がまだ合意に達していないことを明確にした上で、関税を全面撤回することはないと強調した。人気の高い消費財を対象とした関税が12月15日に発動する予定だが、第1段階の貿易合意の一環として見送られるとの期待がある。

米中貿易合意の署名場所についてトランプ氏は、「実現するまで話したくないが、仮に合意がまとまったとして、署名する場所はアイオワ州などの農業地帯になるだろう」と述べ、米国内だと話した。

原題:Trump Says U.S. Hasn’t Agreed to Full Tariff Rollback With China(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Mario Parker, Josh Wingrove

最終更新:11/9(土) 2:37
Bloomberg

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