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老齢年金を自分で積み立てるiDeCoとは? 財形年金貯蓄との違いについて解説

11/10(日) 10:11配信

ファイナンシャルフィールド

日本の公的年金制度は、国民年金と厚生年金の2階建て構造です。そして、3階部分に相当する制度に企業年金やiDeCoがあります。今回は、個人が自分自身の老後資金を準備する手段である「個人型確定拠出年金」、通称「iDeCo」について解説します。

日本の年金制度は3階建て

日本の年金制度は、下図のとおり3階建て構造になっています。

すなわち、会社員や公務員などの第2号被保険者は、国民年金、厚生年金の2階建てに加えて、3階部分に企業年金(公務員等には退職等年金給付)があります。

一方、自営業などの第1号被保険者には、1階部分の国民年金しかありません。ただし、付加年金や、任意で加入する国民年金基金を利用することにより、1階部分を補うことができます。

なお、第2号被保険者の被扶養配偶者である第3号被保険者には、2階部分に代わる制度がありません。

また、企業が従業員とともに拠出する企業年金制度には、確定給付企業年金、確定拠出年金(企業型)と厚生年金基金の3種類があります。

個人型確定拠出年金iDeCoとは?

これらの年金制度に加えて、個人が自分自身の老後資金を準備する手段として導入された制度が、「個人型確定拠出年金」、通称「iDeCo」です。iDeCoの特徴は、以下の3点になります。

(1)自分で設定した掛け金額を拠出して積み立てます。
(2)自分で選んだ運用商品(定期預金、保険商品、投資信託)で掛け金を運用し、老後の資金を準備します。
(3)受取額は、拠出した掛け金の合計額や、運用成績によって、一人ひとり異なります。

iDeCoへの加入資格は、2017年1月からは基本的に20歳以上60歳未満の方になりました。

また、拠出限度額は、国民年金の被保険者区分と加入している企業年金の種類によって下表のとおりとなります。

iDeCoの利点と財形年金制度の違い

以前から、会社員などが老後の資金づくりの手段として利用してきた「財形年金貯蓄」とiDeCoでは、どのような違いがあるのでしょうか? 両者を比較することによりiDeCoの利点を考えてみましょう。

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最終更新:11/10(日) 10:11
ファイナンシャルフィールド

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